今回、幸運にもとある水生半翅をじっくりと観察する機会を得ました。
一部写真を適当エセ白バックでお送りします。
コバンムシ(Ilyocoris cimicoides exclamationis) |
ほあああああああああああああああああああああああああ!
コバンムシですよ!日本にはコバンムシは一種類しか生息していません。体長は12mm程の小さな水生半翅(カメムシ)です。もういつもの流れですが、数が激減しており、環境省から絶滅危惧ⅠB類(EN)に指定されています。ナミゲンゴロウやタガメよりも珍しくなってしまった種類のようです。雑魚の僕には一生見つけられる気がしない
貧栄養で、ヒシやジュンサイなどが繁茂する水場で見られるそうでが、そのような水場自体がもうほとんど見られなくなっていることが減少要因なのでしょう。(ちなみにこの個体が見られた水場は、アメザリとウシガエルがうじゃうじゃいたとの証言あり。謎ですね。)
なにせそれほど希少な種類なのでこんな素人のクソブログなんかに載せていいのかと悩みましたが、タガメやゲンゴロウに比べると知名度が低い本種なので、読んでいただいた方にこの虫の存在だけでも知ってもらえればと思って掲載しました。この生き物が人知れず消えて行くのは悲しいので…
にしてもこの虫、とにかくかわいいんです。フォルムとかも最高なんです。一枚目の写真に写っていますが、前脚がちょこんとしていて最高です。前胸背は美しい緑で可憐な印象を受けます。
この生き物最高ですぞ!
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