ゴイサギ Nycticorax nycticorax |
ここは来ると毎回ゴイサギに会えます。今日は7羽いたかな。
アオモンイトトンボ Ischnura senegalensis |
相変わらず普通種です。アジアイトと並び。しかしめっきりイトトンボの種数が減ってしまいました。つい五年ほど前まではクロイトトンボ属もよく見られたのですが最近はめっきりです。コイが心無い輩に放流されてしまってからというもの、ものすごい勢いで水草が消失し、目に見えてトンボが減りました。(現在はまず水草が復活できるような環境づくりからやっています。環境を創出できれば生き物達は応えてくれると信じてやっています。)
もう何度もいってるけど!!!!
放流はダメです!!!!!!!!!!
いい加減にしてくれ!!!(今も悩まされています)
地域の財産、いやこの国の財産だったんだぞ!
チョウトンボも数年前まではいましたがめっきりいなくなりました。辛いです。つい7、8年前まではチョウトンボを追っかけまわしてたんですよ。そこで。もうほんと辛い。
そしてここ何年かで爆発的に分布をひろげているのがこやつ。
ヌマガエル Fejervarya kawamurai か、かわいい…! |
はい、ヌマガエルです。我が県では意図的ではないにしろ人為的に持ち込まれた国内外来種という扱いになっています。詳しい侵入経路は不明のようですが、農業関連で使われる苗や土等に混入しており、そこから分布が拡大したのではないかと言われているようです。これは個人的な体感で実証するデータはないのですが、こやつが現れてからトウキョウダルマガエルが一気に減った気がするのです。実際他のカエルを捕食したりトウキョウダルマなどとニッチが被っていることは指摘されており、在来生態系に悪影響を与えうる種である種であることは間違いないようで、環境省の生態系被害防止外来種リストで関東以北と、島に侵入したヌマガエルは生態系に甚大な被害を及ぼす恐れがあるとして、重点対策外来種に指定されています。
あまりに数が増えすぎている印象です。防除はしていかねばなりません。
とにかく、ヌマガエルが一部地域では侵略性のある外来種であるという事実は皆さん知っておいてくださいね。(なお本日カエルはヌマ、ニホンアマ、ウシの三種のみしか確認できず。)
虫に話を戻しましょう。
よく顔を見ると…。
こわい。ゆるして。 |
こわいこわい。ごめんなさい写真撮っただけなんですほんとごめんなさい。
皆さんもアカハネ氏に出会ったら睨まれよう!!イネ科の植物についてるぞ!!
圧倒的な水草量。キクモが凄いですね。
ヤゴもいっぱい。
えーーーと……
さすがですな。動くものはみんなエサ…。
そして今日嬉しかったのはこちら。
僕はタガメよりミズカマ派なのです。タガメはタガメで勿論かっこいいけど、ミズカマのこのシュッとしたスレンダーなカッコよさですよ。
この水場、おそらく水がたまりだして一か月、二か月だと思うんですが、ミズカマも繁殖しているようで、ものすごい数幼虫がいました。エサキコミズムシやコマツモムシを吸い倒していました。
いや~やっぱりデカいのいるとテンションあがりますねぇ!!!最高だぁ!!
10年前ぐらいには学校のプールに飛来していたのをよく覚えていますが、最近はどうなのでしょうか。減っているのは間違いなさそうです。
それと今日はまた別のカタビロアメンボを見つけました。
うっ…かわいい…
先日紹介したケシカタビロアメンボや、よく出てくるホルバートよりもさらに若干小さい感じです。(あくまで体感。数字で見れば、体長は被っていたりする個体もいます。)
ホルバートほど横幅はないけど、ケシカタよりは太いという感じでしょうか。
※これも体感。なんでもフィーリングでどうにかしようとする男。
水生植物の繁茂する水場でよく見られるようです。
そういえば今日はミヤタケダルマガムシが見られませんでした。時期の問題なのでしょうかね?わかりませぬ。見逃してる説もありますが。
というわけで、水昆はまだまだ頑張れます。僕も頑張ります。
あ、そうそう、そういえば一匹だけコオイムシの幼虫が入ったので、あの水場はまたじきに干からびてしまうだろうという理由にしておいて、
誘拐してきました。
コオイムシ Appasus japonicus 下のはさっそく脱皮した際の殻 |
久々のコオイムシ幼虫飼育。こちらも頑張るぞ。
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