先日Twitterのほうで、とあるハエの存在を知りました。こちらハエは全くの素人で、「カマバエってかっけええすよね。」ぐらいの知識しか抱いていなかったわけですが、そのハエは写真を見る限り独特な雰囲気で、これは見てみたいとなりました。しかもそのハエはヨシが茂る水辺にいるそうです。水辺といえば当ブログ中の人の活動場所ですし、「まあ素人にはそう簡単にはみつからんだろうけども、ヨシ原にはよく行くし、探してみますかね。」と意気込んでみました。
そして昨日、少し時間ができたのでオオミズスマシを見に行こうと思い、散歩がてらよく行く近所の湿地へ。
オオミズスマシ Dineutus orientalis |
うっひょおおおおおおおおおおおおお
いつものオオミズスマシ。カメラ変わったので撮り直してみました。今年も無事にいて安心。相変わらずカッコよさがすごい。なんだこの生き物。最高です。
無事オオミズスマシを確認できたところで、思い出します。「そうだ、あのハエ探してみるか。」っても冒頭の通り、絶対素人じゃ見つかるようなもんじゃ
この子じゃない????この子ですよね?
うぼわああわああああああああわああああああああああすぐ隣に二匹目がいるじゃん!!
という感じで五分で二匹。ビギナーズラックってやつですか。この時実はオオミズスマシだけさらっと見ようとしただけなのでハエを採れるような容器を持っておらず、一旦帰宅して容器を持ってきて捕獲しました。
ヨシノメバエの一種 ヨシノメバエと呼ばれているのには何種かいるらしい |
というわけで白バック撮影。初ハエ白バックなんですが、割とうまくいったでしょうか。鼻先がねえとんがってるんですよ。それと全体的にビロードな感じで撫でたくなるような毛が生えています。ハエ素人でも意識したらこれだ!!ってなるようなぐらいには見た目が他のハエとは違いました。眼が小さいですよね。んで体が全体的に太く感じます。メバエって名前についていますがメバエ科ではなくキモグリバエ科のようです。
この日はイマイチ気温があがらなかったせいなのか、もともとそんなに機敏ではない仲間なのか、ヨシの茎にくっついていたものを簡単に採れました。その際ヨシの茎をぐるぐる回って逃げる(アオバハゴロモがやるみたいな)という激萌えムーブを見せてくれてもう虜。しかしヨシの葉の上にはこのヨシノメバエだけでなく、色んなハエがいるんですね。一種も名前わからないですが。また世界の解像度があがってしまいました。そしてまたもやヨシ原にいる虫で好きなものが増えてしまいました。ヨシ原はいいですね。このヨシノメバエはどんなヨシ原にいるというわけでもないのかもしれませんが、皆様も探してみてはいかがでしょうか。
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