2020年6月21日日曜日

変☆態

先日ご紹介した宇宙人(マルガタゲンゴロウの幼虫)ですが、6/15に無事に蛹化いたしました。

さなぎ。

そして昨日(6/20)に無事羽化確認です。

おほぉ~~~~

この純白の美しさですよ!!!ここから徐々に色がついてきます。
ちなみに当ブログ中の人の心は純白とはかけ離れた色をしています。

いつもの色に。

上の写真は今朝のものです。いつものマルガタの色になってきましたね。ここからは自力で脱出してくるのを待ちます。
以上完全変態の羽化でした。

一方不完全変態の虫のおはなし…

こちらも先日お伝えしたナガレカタビロアメンボのことなのですが…

羽 化 し ま し た。
でけぇ。

えーーーーーーーーーっと…
これナガレカタビロじゃなくないですかね?
(ナガレカタビロアメンボ属なのは間違いない)
メスなんですよ。メスなんですけど…図鑑に載っているナガレのメスよりなんか細くないですか…?
なんというか腹部の両サイドの角度が平行なんですよこいつ…
一応真上からのお粗末な
写真も。

図鑑のと違くない~?
ねえねえねえ うるさい

果たして素人の「これ違くね?」は当たっているのか?これはオスの羽化が待ち遠しいですね…というのもオスの後脚ふ節には遊泳毛が生えているんですが、これの数がこの属を見ていく上でのひとつポイントとなるようです。(ほかにも細かいところは色々ありますが)
一応本属は本州からはナガレカタビロアメンボとエサキナガレカタビロアメンボの二種が記録されておりますが、非常に闇が深く、もうあと数種いるんじゃね?(そんな軽い感じではないけど)という話らしいのです。というわけで次の本種に関する記事はオスが羽化してからでしょうか…

まあ現状言えるのは本種はめちゃくちゃカッコイイ
ということでございます。んほおおおおおおお!!

ナガレカタビロ自体は川の流れがゆるやかなとことか田んぼの横の水路でも見られる普通種のようなので是非探して頂いてそれがほんとにナガレなのか精査してみるのもいいかもしれません。なにか発見があるかもですよ。

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