2020年7月17日金曜日

海再び。

先日、微妙ではあったものの、まあまたウミアメンボ流れてきてるんじゃね?と思って海に行ってきたんですが、どうやら予報より海が荒れていなかったようで、採れたウミアメンボはただ一匹のみでしたありがとうございました。
まあ、そんな一匹がなんとありがたいことにセンタだったんですけどね。生きていたので撮影もできました。

センタウミアメンボ Halobates germanus

はい、もう先日の三桁漂着のお陰であまり有難みを感じなくなってきていますが、センタの生きている写真だってすごいはずなのです。ハズです…

上から。脛節の長さが際立っております。

外洋性ウミアメンボ三種の見分けについてはこちら。 巧妙な誘導

というわけでウミアメンボに関しては微妙もいいところだったんですけど、「海に来た甲斐あったわ。」っていうゲンゴロウが一種採れましたので紹介しますね。

チャイロチビゲンゴロウ Allodessus megacephalus

かわいいいいいいいい!!!!
かわいいでしょ?かわいいよねええ!!

3mmほどの小さなゲンゴロウです。タイドプールや海岸近くの水たまりなどで主に見られる、ちょっと変わった種です。今回も海岸近くの水がたまったところで得られました。びしてもなんで僕はその現地にいる時の写真を撮っていないんでしょうか。気づいたときにはタッパーに捕獲しています。白バックだけというのもあれですから現地での様子も撮りたいんですけど…うっ…手の制御が…効かない!!
個人的にはあまり縁がないゲンゴロウで、なんか久々見ました。(昔見たときはまだ水昆の事なにも知らなかったので、磯遊び中に「おーなんか虫いるわ~」というような記憶が微かにある程度ですが、今考えたらこいつな気がします。)

もう少しアップ。

いやあ…お洒落ですよね。ほんとにカワイイ。
あ、名前にチビゲンゴロウとありますが、チビゲンゴロウ属ではなくチャイロチビゲンゴロウ属です。(この仲間は日本では本種のみ)
北海道からは記録されていないようです。

ほおおおおおおおおおお

お洒落なゲンゴロウなのでお洒落(風)な写真。
構図とかよくわからないですがなんとなく好きです。

と、いうわけでチャイロチビをメインに紹介しました。
もうありとあらゆる水場に水生昆虫はいるので知ってれば知っているほど水がある場所をのぞき込みたくなってしまいます。病気
でも水たまりがあれば楽しめるので幸せですね。

オマケ:アマちゃん。


視線の先が気になる。


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