2019年8月15日木曜日

牙虫

昨日も書きましたが、THE・ガムシの記事を書いてない気がするんですよね。書いてたりして
ゲンガムの違いは書いた気がするんですけどね。
まあガムシ君書いてみます。
お粗末白バックでお送りします。

ガムシ(Hydrophilus acuminatus
学名のカッコよさはピカイチ。

はい、ガムシ君です。デカいですね。日本最大のガムシです。MAX40mmぐらいまでサイズ出ます。
これは前にも話しましたが、ゲンゴロウとは遠縁で、ゲンがオサムシ亜目なのに対してガムシはカブトムシ亜目です。(目は勿論どちらもコウチュウ目)
んで基本草食ですが虫の死骸とか食ってるので、雑食といった方が正しいのかも。
ガムシの「ガ」は牙という意味ですが、これは腹面にある突起から来ています。
その写真は、撮り忘れました。また今度。おい
ガムシ君、どうもナミゲンあたりと比べると数もまだいるし、見た目も地味なせいか、網に入っても残念がられることが多いですよね。僕も現実問題ナミゲンのいる池とか怪しい池でガムシが入ると、一瞬ドキッとするんですけど、「なんだよ。オメエか。」となってしまいます。
数は多いと言ってもあくまでナミゲンと比べればってだけであって減っているのは間違いありません。減少理由はいつものゲンゴロウ達と同じやつです。(農薬、外来種、水路コンクリ化 etc...)
ガムシが採れる水場は心ときめく水場です。

そんなガムシさん、どうもゲンゴロウの陰に隠れがちですが、
めちゃくちゃかわいいんですよ。

もうね、キュンキュンよ。いちいちの動作に。
まずゲンゴロウと違って、泳ぎ方が洗練されてません。
ゲンは後脚をつかって器用に泳ぐのに、ガムシは全部の脚使って泳ぎます。
わちゃわちゃです。わっちゃわちゃです。想像するだけでもうかわいいじゃん。
あと、顔の掃除を結構します。かわいいに決まってるだろ。
ガムシ君、空気の取り入れ方もゲンゴロウと違って触角からやります。(ゲンは腹部を水面から出して)なので、結果的に顔をかしげちゃったりするときもあります。
あとガムシ君達は腹面にも空気の膜を張るので、腹面は銀色に見えます。
そのしゃしんは、とっていないよ。いい加減にしろ

ホラ、首傾げてるでしょ。
わかりづれえ

かわいすぎませんか。
他にもカワイイポイントはいくらでもあるんですけど、長くなりすぎるのでここで今回は終了。皆さん是非自分の目で確かめよう!
ちなみに幼虫は肉食で、巻貝を食います。巻貝食うために大顎が左右非対称になっています。ちなみに写真は、使いまわしのなら、あります。

顔写ってなくない...?
はい、ぶよぶよです。
なんだか成虫幼虫ともにに脱力系です。
このゆるさがガムシ。これこそが。

ガムシ納涼ver.


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