2020年5月5日火曜日

簡単に白バックを撮ってみようの会

当ブログ、最近チマチマ虫達の白バック写真なるものをあげているじゃないですか。
このご時世、遠出もできないし暇な時間も増えていて、ああいう写真をいろんな虫で最近撮ってるんですけど、まあ楽しいですね。その虫と環境が一緒に写っているのも最高ですが、白バックは他に何も写らないので、その虫の生きている美しさ写すのに最高です。(自論)

こういうのも好きです。
これはただ見せびらかしたいだけ。


そこで、需要はあるのかわかりませんが、僕がいっつもやっている撮り方をご紹介いたします。
尚、本記事は、別にカメラに詳しいわけではない素人がそれっぽい写真を撮るためにコンンデジを使用してそれっぽく編み出した方法なので、正しいかどうかはわかりません。その点ご承知おきの上ご覧くださいまし。

ステップ1 お皿を用意
僕はもともと水生昆虫の撮影から入りましたので、水を入れられるこういうお皿です。
白バックの背景にさえなれば他の白いものでもいいんじゃないでしょうか。
(水生昆虫を撮る場合は前述のように水を入れるのがオススメです。その際表面に洗剤とか残っていたら嫌な予感しかしないのでしっかり水で洗っておいた方がよさそうです)


ステップ2 カメラセッティング
僕の場合は家にあったコンデジと呼ばれるものをつかっています。
白バックを撮る際、ディフューザー(フラッシュの光をほんわかさせるみたいなやつ)があったほうがよさそうということだったので、かすれたクリアファイルを使って自作しました。ないよりはマシでしょう多分。なくても気分的にはだいぶそれっぽい感じになってます。果たしてどこまで効果が出ているのか不明。
これは正直、ビニール袋なんかでもいいと思います。なんかフラッシュに光をほんわかさせられればいいのです。勿論出回っている製品が一番なのかもしれませんけど。
ディフューザー 自作 「検索」←

あと、虫でやる前に最初に模型とかなんでもいいですけど、そういうのでカメラの細かな数値の設定はやるんならやって練習しておくほうが絶対良いです。目を離している隙に逃げられたら最悪ですから。


こ、こ、こういう感じ…


ステップ3 虫を皿に入れる
さっきの皿に虫を入れます。虫は最初は飛びづらく、機敏でなく隙が大きく逃げ辛いものがイイと思います。(つまり息継ぎの時間もあるゲンゴロウが最高です。あとミズカマキリとかも落ち着いてていいですよ。
さっきも言いましたけど、遠方から採ってきたものは絶対に屋外に逃がさないような配慮が必要です。
逆に庭や玄関先などで採ったやつなら逃げても心配はいりませんけどね。

ステップ4 撮影
撮影前にある程度の光量が必要です。ライトをイイ感じ(これはもう試行錯誤だと思います。)にセットして、虫がイイ感じの姿勢になったらフラッシュ焚いてバチコン!!です。適当すぎる説明
下の写真が撮ったそのままの写真です。被写体は本日網戸に激突してきたコアオハナムグリさん。

んー白バックっぽい写真ですね。


ステップ5 ちょっと編集
ここからは写真いじりです。より白バックっぽくしていきます。最近はスマホでも明るさの調整とかできますしね。トリミングや、明るさを調整しましょう。

調 節 し ま す た 。

完成。

あとはお好みに合わせて、撮影時の日時入れたり。あと無断転載が心配なひとは著作権マーク(ウォーターマーク)いれたり。あんまり明るさとかいじりすぎて「触角見えなくなりましたけど」みたいなことにはならないように。「いじっても背景若干グレーだよお」って人は撮影時の光の当て方いじったほうがいいと思います。多分。

あと、ここからは完全にオマケなんですけど、白バックは若干芸術的に見せることもできると思います。
例えば、これはお気に入りのオキナワスジゲンゴロウの白バックなんですが、

オキスジ…ハァハァ

まあ記録として残す用にはどまんなかにいたほうが絶対いいとおもんですよ被写体が。
ただ、これをちょっとアーティスティックというにするために、切り取り方と、縦横比を変えるとですね…




どうでしょうか。
だいぶ印象変わりませんか??僕だけだったりして
空間の使い方次第でちょっとアートな感じになる気がするのです。

あと、こういうのもアリかもという一例。
イトタヌキモと呼ばれるやつとゲンゴロウを一緒に入れて撮ります。

これを…


こうじゃ。

厳密にいえばもう白バックじゃないのかもしれませんが、なんというか涼しげな感じです。こういうのも構図次第や個人の好みでちょっとアートチックな写真になる気がするのです。素人の戯言

はい以上素人によるガバガバ白バック講座でした。虫じゃなくて勿論カタツムリとか、葉っぱなんかでもいいんじゃないでしょうか!!!スマホでも少しやり方変えればできると思います。(スマホの場合フラッシュ焚かずに光当てて撮る方が良いようです。)
興味のある方は是非、この記事は参考程度にしていただいて、試行錯誤してみてくださいね~~

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