2020年12月6日日曜日

IROMTの水生昆虫 その2

 第二弾です。
今回は半翅目からです。

タイワンシマアメンボ

というわけでタイワンシマアメンボさんです。(写真の個体はオス)今回最も多く見かけたアメンボといっても過言ではなく、ある程度流量がある沢ではほぼ確実にみることができました。アトホシヒラタマメゲンゴロウがポットホールから採れた話は前回記事にもしましたが、規模の大きなポットホールなんかにはもういっぱいいました。うじゃうじゃ。あんなにいたのに現地での写真撮り損ねていますが。だって沢は結構暗いしタイワンシマ動き早いしロクに撮れないんだもん!
先日記事にしたシマアメンボとは背面の模様や、オスでは前脚腿節がタイワンは太くなることや、タイワンの方がシュっとしていてスリムな体型であることで見分けがつきます。そもそもタイワンと無印シマアメンボは分布が被ってはいないはずなので、沖縄本島以南でシマアメンボ属を見つけたらタイワンということになります。
あ、それと日本産のシマアメンボ属は無印シマアメンボと本種の二種のみになります。なのでそうなってくると並べてみたくなりますよね。なりますよね?え?ならない?


無印シマがメスでタイワンがオスだし、微妙に角度違うしでヒドイですが、まあシマアメンボ属が二種並んだというだけで…いいじゃないですか…かっちょいい虫たちですよ…

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