昨日、こういうアメンボを採集してきました。紹介記事をば。
ヤスマツアメンボ Gerris insularis |
渋いかっちょ良さですよね…えーと「うおおおかっけええええ!」って感じじゃなくて「うん…良い…」ってタイプ。
伝わってくれ。伝わらなさそう
実の事をいうと、採集時は「おっコセアカアメンボじゃん白バック撮って無かったし持ち帰ろう」というテンションだったのですが、撮影後腹板を見てヤスマツだと判明しました。こやつ、比較的普通に見ることができる同属のコセアカアメンボに見た目が酷似しているのです。サイズは若干ヤスマツのほうが小さいんですが、僕にはその場ではわかりませんでした。これは経験を積めばなんとなくは現地で見分けることができるようになるのかもしれませんが、確実なのは前述したオスの腹板を見ることです。
コセアカ、ヤスマツ共に薄暗い水場に多いようですが、大抵普通種のコセアカだと思っていたがために今回はやられた感がありました。決めつけはいけませんね。またコセアカを採ってきて写真撮ったら腹板の写真上げますね。
せっかくなので別アングルも。
うん…良い…かっちょいい…
本記事の参考文献
- 中島 淳・林 成多・石田 和男・北野 忠・吉富博之, ネイチャーガイド日本の水生昆虫, 文一総合出版, 2020年.
- 三田村 敏正・平澤 桂・吉井重幸, タガメ・ミズムシ・アメンボハンドブック, 文一総合出版, 2017年.
(↑ていうかこの二冊を持って入れば日本産の水生半翅の同定には困りません。こんなブログ見なくても同定は可能です。買って損ないです。マジで。)
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