2020年8月7日金曜日

水たまり水昆

 

突然暑くなりすぎですねほんとに。フィールド出てたらさらっと熱中症で死にかねません。

さてさて、何度も当ブログでは水溜まりが面白いと言っていますが、だいたいどんなのがいるっていうのを分かりやすくするために水溜まりの水昆をまとめた画像を作りました。素人が作ったクソクオリティクソ解説もいいところなモノなので、あくまで参考程度にどうぞ。なお、掲載している種類も中の人の周りでよく見る種類なので、関東圏の方は共通する種も多いかと思いますが、地域によっては「そんなのいません。」とか「これが多いのに載ってない」とかあると思います。ご承知おきください。また、水たまりが身近なものである以上、基本的に掲載種もかなり身近な種類が多くなっていますので、身近な水昆調べる時にも使える…かもしれません。


水溜まりのゲンゴロウ


水溜まりのガムシ
ツイッターにキイロヒラタのとこにキベリって書いて一回載せちゃったのは内緒。


というわけでこの三枚。写真は使いまわしまくりですいません。
これから水溜まりを覗くわよって方の参考程度になれば幸いです。

水溜まりといえど色々環境は違うので、それによっても勿論いる種は変わってきます。

水たまりの水生半翅

大河川脇の水たまり。

これはどういう水溜まりなんでしょうね…
分かってねえのかよ。

これは水溜まり…なのか?
いやまあ定期的に干上がったりするので安定はしてません。

これこそ一般的な水たまりのイメージ?

といった具合に水溜まりと一つでくくっても色々あるわけです。水溜まりとはなにかを考える哲学みたいになってきました。日当たりが良いとか悪いとか、長い期間あるのかないのかとかでも変わってきます。是非いろんな水溜まりを見てどういう環境になにがいるのかを極めてみてください。僕は究められていません。

今回は生息地が限られるので載せませんでしたが、ゲンゴロウでいえば、エゾヒメゲンゴロウや、オオイチモンジシマゲンゴロウなんかも水たまりを好む種類ですね。あとはセスジゲンゴロウ属の皆様とか。

エゾヒメゲンゴロウ Rhantus yessoensis

↑エゾヒメはこやつです。北海道と本州や九州、伊豆諸島に点々と飛び地的にいるという意味の分からない分布のヒメゲン属の一種です。去年の北海道遠征の時に取り上げましたね。

リュウキュウオオイチモンジシマゲンゴロウ Hydaticus pacificus sakishimanus

オオイチモンジはオオイチモンジでもこれは亜種リュウキュウオオイチモンジシマゲンゴロウのほうですね。本州産のものはまだ見たことがありません。
こやつも水たまりを好む種(特に樹林内の水たまり)とされていますが、特に本州のは局所的のようで、見つかる気がしません。

あとは南の島にいくと林道の水たまりが大変アツいことになります。

セスジゲンゴロウ属sp. 
黒っぽいリュウキュウセスジかな…とは思います。

↑は実際に林道の水たまりにいたものです。特別保護地区内で採集はできませんでした。
採集できないと分かってると現地での写真が増える。

まとめると、
やっぱり水溜まりは楽しいのです!!!!!!
楽しいの!!!楽しいんですよ!!ほんとに!!
あとまあ、水たまりにいるのは水生昆虫だけじゃないですからね。オタマジャクシとかもいるし、素敵な出会いがあるかもしれないので、
積極的に水たまりは覗こう!!!
もれなく不審者への仲間入り!!!!

0 件のコメント:

コメントを投稿