オヨギカタビロアメンボ Xiphovelia japonica Esaki & Miyamoto, 1959
オス |
メス |
長翅型♀ |
国内には三種いるオヨギカタビロ属の一角。流れのゆるやかな河川でナガレカタビロアメンボやホルバートケシカタビロアメンボと共に得られた。オスがメスよりだいぶ小さいが、真上から見ると雌雄ともに菱形っぽい体型。色はかなり黒に近いグレーで、オスには背面に白斑が散らばる。メスには特に目立った模様こそないものの腹部にめくれが生じている。総じて素敵の塊。長翅型はかなり稀とのこと。翅の付け根の白色が目立ち美麗。当ブログ中の人は九月上旬に長翅型を得ている。
産地は局所的で実は環境省RLではNT(準絶)に指定されている。ただ今後カタビロ人口が増化すれば産地は増えそうな予感。
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