ラベル 水の中にいない昆虫 の投稿を表示しています。 すべての投稿を表示
ラベル 水の中にいない昆虫 の投稿を表示しています。 すべての投稿を表示

2023年11月12日日曜日

なんということでしょう

 


先日白バックレタッチに関する秘技を教わったので色々試して遊んでいます。以前撮らせてもらったアカボシルリゴキブリの触角の白も残りました。神です。

Before

白くかすんでしまったベニツチカメムシも…

After

な ん と い う こ と で し ょ う 例のBGM
霞がすっかり取れ、現物の虫をみたままに近い色になりました。

すっげえ楽しいので、前に撮った酷い写真を救出しています。編集技術は大事だね。


2023年9月3日日曜日

AMAMI DAY3

 3日目は朝からダッシュでとある湿地へ。奄美に行くたびに行っている湿地なのですが、いっつも水中と水上に気を取られすぎていて全然ちゃんと探していなかった某トンボを探しに行きます。

オキナワチョウトンボ(左)&タイワンウチワヤンマ(右)

無数のトンボたちが飛んでいます。その中から目標のトンボを探すこと数分。


いた。

いたいたいた!!!


ハネナガチョウトンボ

ハネナガチョウトンボ!!思いのほかデカい!!めちゃかっけえ!!
本種は国内ではこの湿地にしか生息しません。台風か何かで東南アジアから飛ばされてきたものがこの湿地に定着したと言われています。


びゅんびゅん

高速で飛び回っては一瞬止まってを繰り返しています。たまに他のトンボと揉めています。
本種は種の保存法の指定種なため採集できません。というか生息している湿地そのものが条例で採集禁止になっています。この湿地は水生昆虫的にも激アツで、来るだけで精神がみるみる回復していきます。暑さを忘れて楽しんでしまいました。時間はないのに。


次地点への移動中、途中に行きつけの側溝パワーワードすぎるがあるのでよっていきました。ここはカタビロアメンボがいっぱいいるのです。ふと水中を掬っていると、見慣れないガムシが網に入りました。

こ、これは...?

アマミヒメマルガムシ

う、うわあああああああああああああああ!!アマミヒメマルガムシだああああああああああああああああああああああああああああああああああああ!!!
今年になって記載されたばかりの新顔ガムシ!!南西ヒメマル三人衆の一角!!発生時期が極めて限られているという噂があるようです。本種の記載文はネットで誰でも見ることができます。(リンクはこちら。
このあとこの側溝内の落ち葉をかき混ぜると浮いてくることがわかりました。数個体確保。
ネット上にはおそらく本種の生体の写真が存在していない可能性が高いです。というわけで人類が初めて目にする本種の生体写真です。(大袈裟)
というかルックスが良すぎるだろ!!動きもめちゃくちゃ可愛くて、もうあっという間に虜です。予想外の出会いに奇声をあげつつも島を北上。


昼飯時になったので鶏飯を食べにひさ倉さんへ。初日に寄ろうと思っていたものの、バカみたいな混み方をしていたので空いてそうな平日に来ました。それでも夏休みシーズンなのでちょっと待ちましたけど。うめえ。うめえんだわ。最高なんだわ。

エネルギーを補充したので少し海へ。


到着後、さてサンゴミズギワでも探すか~と思った矢先、豪雨。どうして。ちょっと嫌になるレベルの豪雨!!車に撤退するものの、なかなか止まない。んんん…
このあとツイッターの知り合いの皆さんと川で合流の予定なのではやく止んでほしいんですけど…と思っていたらもう目的地に行かないといけない時間に。くやしい。

川で数名と合流。目標は某ヒメドロムシ…なのでひたすら根際をガサガサ。
ガサガサ…ガサガサ…ガサガサ…採れない…採れるのはいつものアイドルエグリタマと、リュウキュウムナビロツヤドロムシ。

リュウキュウムナビロツヤドロムシ

くりくりおめめ。君もカッコイイんだけどね!!なんだかんだようやく新鮮な個体の写真が撮れました。金ピカ。しかし狙っているのが採れない。時期も場所もあっているはずなのに…。どうして。気分転換に川底の石をがちゃがちゃやったら、別のヒメドロが採れました。

アマミミゾドロムシ

おい。かっこよすぎるだろ!!!!
黒×黄色は反則なんだわ!!!!おい!!!!おおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおい!!!!
ヒメドロ、採れるようになると滅茶苦茶楽しいですね。今までちゃんとやってこなかったのを悔やむレベルには楽しい。最近は川に入るたびにやりまくっております。本種は夏に出る奴らしいです。個体数は多めで、割とぽろぽろ採れました。

そうこうしてたらタイムアップ。むしとりがへた。本日の夜探はまたツイッタらんどのフォロワーの方と合流してなのである。へへへへ。

皆さんと合流して林道へ。

アマミハンミョウ

葉上で休んでいるアマミハンミョウ。素敵。

オットンさん。

クソデカオットンさん。こんばんは。

アマミハナサキガエル

そういえば今回撮ってなかったハナサキさん。明るいうちに降った雨のお陰かカエルが数多く路上に出ていました。

ここでまた豪雨。いやもうそんなに降らなくていいので…と思った矢先!!

ハブ

ホンハブきちゃあああああああああああああああ!!!!
恐る恐る遠方からパシャリ。酷い写真ですが、証拠写真ヨシ!!めっちゃくちゃカッコイイ!!コロナ禍以前に会って以来の再会でした。豪雨の中でしたが何も考えず道を飛び出しびちょびちょに。いやそんなことがどうでもなるカッコよさ。このあと森に消えていきました。

山を徐々に下ります。そういえば今回まだイシカワガエル見てないなと話していたらぴょんぴょんしてました。

アマミイシカワガエル

ほええええ…やっぱ綺麗じゃあ…
背景がコンクリじゃないのが良し。やっぱりオキナワイシカワよりはるかに見つけやすいですね。

まだ続く豪雨。もういいんですけど。

あーーーーっと、ここで前方路肩に黒い毛玉です。

全身で豪雨浴びてるやん。

すいません。アマクロさん。もう少し奥に木陰はあると思うんですけど。
そこに行けば雨よけられますけども。なんでそんな直に浴びるとこでぼーっとしてるんですか。浴びたいのかな。シャワー的な。


いや逃げないのかよ!!!!!
というか雨浴びて目シパシパしてるじゃん!!なんかちょっと雨がめんどくさそうな顔してるじゃん!!ていうかこの雨は人でも当たったらちょっと痛いやつだよ!!(なおこの個体がケガをしているわけではなさそうでした)



奄美は生き物が割とぼーっとしています。
夜の林道は、ゆっくり走ろうね!! 

3日目終了。お付き合いいただいた皆様ありがとうございました。

2023年1月21日土曜日

虫屋の天敵

 先日家の洗面所の壁に虫屋のある意味天敵ともいえるヤツがいました。

カツオブシムシの何かの幼虫

ヒメマルカツオブシムシだと思うのですが幼虫の時点で種同定できるんでしょうか。似たような種がいるのかすら不明。教えて有識者
標本を食べちゃう害虫なので、虫屋の天敵。幸い我が宝のウミアメンボBOXに被害は無しでした。にしてもルックスがすげえ。脱皮殻が残っていたり幼虫が歩いている標本箱を見たのは何度もあるんですが、こんなにしっかりじっくり幼虫を見たのは初です。よく見たら割と脚がかっこいいし。
まあこの虫自体はすごく普通にいる虫ですし、家にいるってのも珍しいことではない気もしますが、改めて標本の管理には気を付けたいところです。


2022年12月3日土曜日

今年最後の…?

今年最後の新規白バック?を撮りました。被写体はマイマイカブリさん。


東北のいわゆる「移行帯」と呼ばれるエリアのもののようです。関東に住んでいると見かけるマイマイカブリは黒っぽい(青い?)やつなので、このピンクっぽい色は新鮮ですね。


ただでさえカッコイイフォルム、頭部胸部のピンク、上翅のほのかな緑、そして脚の青色の光沢。んで亜種が色々いると。そりゃマイマイカブリ人気でますわ!

ところで撮影中マイマイカブリ汁を上唇にあびて悶絶したんですが、ヒリヒリするしくせぇしで大変でした。部屋のなかもマイマイ臭が。地獄です地獄。顔洗いつつ「くっせえ!!」としか言ってませんでしたけど。

2022年10月22日土曜日

遠出3日目 もうだいたい満足

 晴れです。朝から暑い。とりあえずは同行者ずの虫捕り支援。ハチとったり、ちょうちょ採ったり。その間僕が「ツマベニ来た!」とか「はいツマムラサキマダラ!」とか叫んでいました。うるさい。


手すりのキノボリトカゲ

よく考えたらこの状況、本州では考えられない状況な訳で、帰ってきて冷静に見ると南の島らしい写真だよなあと思います。

全然ピントが合っていないヒメトンボ。

ヒメトンボ、カワイイので好き。
なんだかんだかなりちょうちょがいる場所を当てたりなんだりで大盛り上がり。オオゴマダラ君がでかすぎ。

午前中のシメは某アメンボ探しへ。実は前回時期の問題で幼虫しか見ることができませんでした。

ポイントへ到着…日陰にできた水たまりに…うわああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああいるううううううううううううううううううううううううううううううううううううううううううううううううううううううううううう


ああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああ


かっこいいよ!!!いやもうかっこいいとかいう次元をこえてるよ!!!!やっべええええええええええええええええ


おっほおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおhっほっほほっほっほほほhhっほお

ハア…ハア…すいません発狂してしまいました。
シオアメンボ(♂)


シオアメンボ(♀)

いやカッコ良すぎだろ!!!!!!!もう説明とかいらなくないですか?かっこいいから良くないですか???かっこいいアメンボです。以上。よくないです。

シオアメンボはそのルックスから当ブログの訓練された皆様なら「ウミアメンボかえ?」と思われるかもしれませんが、ウミアメンボ属ではなくシオアメンボ属だったりします。ウミアメンボ亜科なのは変わりないんですけどね。波のおだやかな入り江などに生息し、分布は本州、九州、対馬、南西諸島(沖縄島)なのですが、いずれも局所的に分布するかなり稀な種となっています。長崎県では採集が条例で禁止されている点にも注意です。環境省RDBでは絶滅危惧Ⅱ類(VU)です。南西諸島では近年になって産地が発見され、九州などで見られるシオアメンボよりも若干小型で色が薄いことが知られています。
今回の産地では干潮で潮が引いたところにできた日陰の水たまりに夥しい数を見ることができました。眼福とかそういうレベルじゃないです。

というわけで大満足の午前中終了。なんかもうだいたい満足なんですけど。
昼飯を食って、次のポイント…の前に古宇利大橋の近くに寄ったので眺めていくことにしました。

古宇利大橋とカエル岩と古宇利島

当ブログ中の人は景色のいいところとかに突然寄りたくなる性を持っているので、展望所とかあるとすぐ行きたがります。なんかよくわかんないですが橋とか好きだし。ちなみにこの後何の意味もなく古宇利島を一周して帰ってきました。こういう遠征。

次は某アシブトメミズムシを求め以前採れた海岸に向かうことに。途中で最北を通るので…


寄ってきました。沖縄島最北の辺戸岬。与論島が見えた。虫採りをしろ。

なんだかんだやって夕方に到着。が、軽石がかなり陸側に来ていて、捜索が困難に。なんとか2個体を確保したら暗くなってきたので撤収。

アシブトメミズムシ
この個体は今回採ったものではないです。

基本的に虫採りは下手なのですが、アシブト君だけはなぜか見つけられます。(慣れれば誰でも割と出せるようになるものなのかも知りませんが。)

すっかり夜になってしまったので、林道でも流すことに。

ハナサキガエル。

ご当地ガエル達を堪能しつつゆっくり某カエルがいるというポイントへ。

ナミエガエル

うおおお!!!いるじゃん!!いるいる!!!ナミエガエル!!瞳が菱形なのがチャームポイント!!沖縄島北部にしか生息しません。水場に潜って顔だけだしていたりします。最高か?ちなみにオキナワオオミズスマシは沢山泳いでいるし、目の前には大きめのマツモムシ…ん、大きめのマツモムシ?ええええええええええええいしゃああああああああああああああああああああ

オキナワマツモムシ

でたああああああああああっ!!炎のマツモムシ!!
国内では沖縄島のみの分布!!でも海外ではなぜかアジアに広くいるらしい!!どういう分布だよ!!しかしこんなん絶対好きでしょ?というルックス。好きです(告白。)

ナミエガエルやオキナワマツモを堪能し、葉っぱに乗っていたキマダラマツムシを見つつ今日のところは帰路へ…

キマダラマツムシ(マダラコオロギ)

アカマタ

といってもそんなにすんなり帰れるわけもなく、途中でアカマタに出会ったりして楽しみました。なんか一番見かけるヘビなので「アカマタか…」みたいに言いがちですけど、とんでもなくカッコイイヘビですよね。

はい3日目終了。満足。4日目に続く。あと見たい水昆は某ガムシ一種…

2022年7月30日土曜日

湿地好きのバッタ

先日、とても良いバッタを見ました。


オキナワイナゴモドキ

イナゴ…イナゴっぽいけど言われてみれば確かにイナゴじゃないなあ…こういうモドキという名前が付く虫は惹かれちゃうのですが、確かにこれはかなり良い虫オーラが出ています。

左2個体が成虫。他は幼虫。


なんとこの虫、基本的に水辺から離れず、産卵も土中ではなく葉柄に行うらしいです。もうなんだろう、一生水辺を離れないというだけで途端に個人的な興味が跳ね上がります。水辺を離れないというだけで水昆っぽさが出るからです。

むしゃむしゃ

お食事中には警戒心どこいった?ってぐらいには近づけます。なんならちょっと触ってもそのまま食べてます。なんか色々ユルイ気がしたのですが、どうなんでしょう。

ようちゅう

幼虫も色がとんでもないことになっていて素敵です。ブルーが素敵です。
今回見つけた場所は何度も行って水昆を採集していた場所でしたが、今までこやつがいることに気が付きませんでした。ちょっと視野が広がった感があります。

2022年6月11日土曜日

大陸のムシ Part3

 まだ続くんじゃ。今回はこちら。


ヒメダイコクコガネ

ルックスよし、大きさヨシ!!国内では対馬だけに生息するそうです。初日ライトトラップに飛んできた際には「これがヒメダイコク!!」非常にうるさく大騒ぎしましたが、林道にも落っこちてるし、なんなら宿の灯りにも毎晩数個体来ているしで、そこまで珍しいものというわけではなさそうです。まあでもシカ糞依存の虫なので、ツシマジカの増加に合わせこやつらも増えていそうです。昔より採りやすいのかもしれませんね。対馬はとにかく林内に下草がない印象でした。相当にシカによる食害がありそうです。あとマダニの数もヤバかったです。色々心配。


横から見ると、かっこいい。


宿の灯りに来ていた個体。胸部のごつごつ感が素晴らしいですね。

2022年6月4日土曜日

対馬といえばな虫

 先週、先々週と大陸な虫を紹介していましたが、今回は「対馬といえば」な虫のご紹介。
ツシマカブリモドキ


水生昆虫ばっかり採っているボクですら、対馬に行ったからには見ておきたかった虫です。こやつが憧れな虫屋さんも多くいらっしゃることでしょう。コップを埋めて採集するのが正攻法(?)なんでしょうけど、この個体は夜に林道を歩いていたら同行者の足元にいたものです。発狂しました。
この仲間は海外にはいろいろいるんですが、国内では対馬のこの一種のみです。(しかも対馬固有)

そのルックスは「え、こんなん絶対好きになっちゃうじゃん」を体現しています。個人的には特に上翅の縁のラインが見る角度により色を変えるのが最高です。


横から。カッコよさの塊。

野外での様子

最終日の夜に見られて大満足でした。



2022年5月21日土曜日

大陸のムシ Part1

 ちょっと間が空いてしまいました。突然ですが日本にいながら大陸を感じられるイカした虫を撮影する機会に恵まれたので、チマチマ紹介していきます。素直に対馬にいたやつって言えや

第一弾はツシマアカササシガメ。

ツシマアカサシガメ

はい、カッコイイです。海外では朝鮮半島などに分布し、国内では対馬にのみ分布する大陸系のサシガメです。短翅型ですね。長翅型はいないんでしょうか。この個体は道路沿いの落ち葉がたまって湿った側溝から得られました。他にも林道を歩いていたり、苔むしたコンクリ壁を歩いていたりと、チラホラ見かける感じで、採集自体は難しくなさそうです。

野外ver.

緑に映えるというか映えすぎる色です。赤と黒がカッコよくないわけないんじゃ。
とまあこんな感じで今後も紹介していきます。