2021年2月22日月曜日

ねえねえ春なの?

 あったかすぎませんか。明日はまたちょっと気温下がるのかもしれませんが、それにしてもここ二日あったかくないですか。春間近なんですか。ウラギンシジミもキタテハも飛んでいます。春なんですか。飼ってるカメも起きました。春なんですか。

ミズギワカメムシの一種

いやーこの記事で言いたいのはえ、春なんですか?っていうことなんですけど、どういう記事なの?せっかくなので先日見たミズギワカメムシの一種の写真貼ります。この仲間は日が差してちょっと気温があがればぶんぶん飛んでいるイメージです。とにかく短距離をぶんぶん飛んで移動するので撮影が難しいこと難しいこと。そしてこの仲間は見た目での同定が困難なようで、今回も種まで落としていません。採集して細部じっくり見ればいいんでしょうけど…気が向いたら見たいと思います。甘えるな
無印ミズギワカメムシな気がするんですけどね。どうなんでしょうか。でもなんか個体差もめちゃくちゃあるって話ですし。まあでもとにかくルックスは良いんですよねミズギワカメムシ。翅の模様とか絶妙なカッコよさです。今年は手を出せれば出していきたいところ。

2021年2月14日日曜日

農耕地楽しいね。

ここ最近近所の農耕地をぐるぐる回っているのでまとめて写真放出(勿論一人でデスヨ。)

ミヤマガラス

最早風物詩のミヤマさん。「何見てるんですか?」って声かけられ場合「カラスです」って迫真の回答かまして相手に困惑されるまでがセットになっています。カラス見てんだよ!

突入アオサギ

そして上はミヤマさん達の群れに突入し毛繕いを始めたアオサギさん。やっぱりデカいぞ。

タゲリ

こちらはタゲリ。色が綺麗なのもありますし頭の寝ぐせが良いですよね。鳴き声もネコみたいで可愛いし。20~30羽程度見られています。

ノスリ

狩りに失敗したと思ったらなぜか目の前の標識の上に止まって目が合ったノスリ。どっちもビックリしてたと思います。この後すぐ飛んでいきました。写真からもにじみ出るカワイイ系猛禽感。瞳がつぶら。

クサシギ

水路にシギがいたのでどうせいつものイソシギやろ(脳死)と思ったらクサシギでした。この後こちらに気付いて飛んだ時に翼に白いラインはいってないし尾羽白ベースだしで。よく見なきゃダメですね。

ホオジロ

このホオジロだけ今日(2/14)の写真です。気温が高くなってポッカポカだったこともあり良い声でさえずっておりました。生き物を通して季節の進み具合を知ることができるのはこの趣味の良いところですね。

春は近いぞ!!

2021年2月6日土曜日

IROMTの水生昆虫 その8

自分でももう何を紹介して何を紹介していないのかわからなくなってきた第八回。本日はアメンボ科からセスジアメンボ。大丈夫ですよね紹介してませんよねこの種。

セスジアメンボ Limnogonus fossarum

ふうううううううううかっこいいいい!前胸背の縁取りがイカしますね。
今まで当ブログでは紹介してこなかったセスジアメンボ属の一種です。IROMT島だけに生息するとかいうわけではなく南西諸島には割と広めに分布している模様です。開けた明るい水場ではかなり普通に見られました。写真の個体は長翅型ですが、無翅型も存在します。なお国内から本属は三種知られていますが、下の写真、赤丸の部分、カッチョイイ線が上下に若干ずれることで簡単に他種と見分けられます。ちなみに他二種はホソミセスジアメンボとツヤセスジアメンボですが、まだこの二種は採れていません。次回以降また南の島行ったタイミングで狙いたいですね。もし採れたら比較画像とかも作りたいところ。


アメンボの横顔って興奮するよね。


参考文献
中島 淳・林 成多・石田 和男・北野 忠・吉富博之, ネイチャーガイド日本の水生昆虫, 文一総合出版, 2020年
三田村 敏正・平澤 桂・吉井重幸, タガメ・ミズムシ・アメンボハンドブック, 文一総合出版, 2017年.