2019年5月31日金曜日

神のごときカッコよさ

クロスジギンヤンマ(Anax nigrofasciatus

やっぱどこまでもカッコイイなあオイ!
毎年この時期になると言ってる気がする

2019年5月24日金曜日

農水省に行ってきた

本農水省で行われていた特別展示にて、北九州・魚部が展示を行うとの情報を得ましたので行ってきました。
北九州・魚部は生き物(特に水辺)や自然、それを取り巻く人が好きな人々が集まり、水辺の生き物や環境を学び、伝道して保全に努めるNPO法人です。国内、国外年齢問わずだれでも会員なることができます。僕も会員です。
会員なんですけど、やはり本拠地が北九州ということもありなかなか活動に参加は出来なかったのですが昨年に引き続き(去年は僕はいけませんでした)東京に魚部がやってくるとのことだったのでうっきうきで行ってまいりました。

展示している生き物が軒並みカワイイくてズルかったです。
写真こそないですが、ねえのかよ外来系統のドジョウが展示されていて、その下の解説パネルに「コウノトリ放鳥事業でコウノトリのエサとして放流されてしまったこともある」と書かれていて(実は一緒にコウノトリ関連の団体も展示していました)この一文が書かれているのはサスガダナァと唸ってしまいました。素晴らしいですね。というわけでもう何度もいってますが安易な放流は絶対にやめましょうね。

ナマズたんかわええええええええええええ

ホトケドジョウ(Lefua echigonia)

ほわあああああああああ!
アイドルが登場されましたホトケドジョウさんです。いやほんとかわいいですよね。
久々にどっかで採ってきて飼おうかな。飼うわ。

ニホンイシガメ(Mauremys japonica)

あああああああイシガメさああああああん
来場者に愛想を振りまいておりました。可愛すぎた。

コガタノゲンゴロウ(Cybister tripunctatus lateralis

個人的真打登場。
いや~やっぱゲンゴロウですわ。やっぱコガタノは眼が大きい。
魚部の現理事長とお話をさせていただきましたが勢力盛り返し中のコガタノ君が某所のマルコガタノゲンゴロウの生息地で増えてマルコの数が減っているかもしれないとのことでした。ん~コガタノ君の勢力盛り返しも手放しでは喜べない側面がやはりあるようです。

話はかわりますが魚部にはキュウカラちゃんというキャラクターがいます。これは九州に生息するキュウシュウカラヒメドロムシなる水生昆虫がモチーフになっていまして、ヒメドロムシ業界の布教にこのキュウカラちゃんが出動しているのです。このキュウカラちゃんには誰にでもなることが出来ます。被ればいいのです。

というわけで、被ってきました。


↑キュウカラちゃんに頭を乗っ取られトチ狂う当ブログ中の人。特定した。
※キュウカラちゃんに頭乗っ取るとかいうひどい設定はありません

ちなみに両手にもっているのはコウノトリの羽根です。

最後に理事長からヒメドロムシプロジェクトの講演をしていただきその際クイズに正解すれば先着二名はヒメドロムシエコバッグがもらえるとのことだったので高校生や役所のお偉いさんと思われる方々の目の前で本気で回答して無事バッグを頂きました。なんてやつだ

セマルヒメドロムシエコバッグ

カッコよすぎるだろ!
というわけで非常に楽しい半日を過ごさせていただきました。すんげえ長居してしもうた。エコバッグ頂いてるし。
すごく気さくに突然きた変な人とお話をしていただきました魚部のお二人、本当にありがとうございました。

魚部が気になる方は、北九州・魚部でれっつ検索。


2019年5月17日金曜日

再び

近所の小学校にヤゴ採りのお手伝いという名目で採集にいってきました。時代の波というべきか、生徒たちがプール掃除をしなくなってからというものなんかもうここ五年ぐらい恒例行事として採集させていただいております。二年前に奇跡じみてるようなことが起きてるので今回もなにか起きないかなあとひっそりゲンゴロウ探し。


網を入れれど入るのはやはりヤゴ。シオカラ多し。たまにギンヤンマ、ショウジョウトンボ。まあヤゴ採りなんでね。いいんですけど。小学生に寄付。学校で育ててやってくれい。ギンヤンマのヤゴやっぱかっこいいよね。写真撮り忘れましたけど。は?
その後もガサガサ。
うーーーーーーーーーん

うーーーーーーーーん

あっ、チビゲン泳いでるわ。チビゲンかー。

うーーーーーーーーーーーーん

おおっ!網に水生甲虫in!
ってもまあここのことだし、ヒメゲンとかじゃないの?

ちょっと待て…なんか違うぞ…

!?!?!?!?


!?!?!?!?!?!?!?!?!?!?

え、ええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええ


まさかの二年前の再現が発生。マルガタゲンゴロウ君登場です。

マルガタゲンゴロウ(Graphoderus adamsii

渋くてイイネ!
マルガタというだけあってやはり丸々してて非常にかわゆいですね。
個人的にはナミゲン、タガメと同じクラスな気がするんですけどマルガタさん…プールなんて泳いでていいんですか…絶滅危惧Ⅱ類(環境省)ですよね…プール泳いでましたけど…
飛翔できるってやっぱすごいことなんだなあ。


二年ぶりとはいえ同じ場所で採れているのでやはり近所で発生してる線が濃厚になってきました。採れた場所プールだけどな!
怪しいと思ってるポイントはあったりするので調査してみたいんですけど土地の持ち主がわからない。解明して是非調べてみたいところ。

2019年5月16日木曜日

早苗

黄色いトンボ採れたよとの声があがったので見てみると…

ヤマサナエ(Asiagomphus melaenops
のようです。誤同定かましてたら教えて♡

前方から

サナエの類は難しくて全然覚えられません。
サナエって名前なんかいいよね。



2019年5月12日日曜日

近コッコ

意味不明なタイトルでしょうけど、近コッコでした。はい、MYK島にまた行ってたんですね~。弾丸で。鳥見にはいい季節。MYK島好きすぎるだろ
着いたらすぐ伊豆岬のほうでウチヤマ君を探しました。探すとかそういうレベルじゃなくて着いたらいましたけど。

カラスバト(Columba janthina

カラスバトってこんなにいるんですね。やっぱ大きい。うーうー鳴いてました。あの声を長時間聞くと精神おかしくなりそうになるのは僕だけ?

高速飛翔物体も多数。

アマツバメ(Apus pacificus

ほんとかっこいい。久々に見たけどほんとカッコイイ。
普段ヒメアマツバメばっか見てるのでアマツバメがすごく大きく感じます。

ウチヤマ君の草地なのにウチヤマ君が初手にでませんでしたが登場です。

ウチヤマセンニュウ(Locustella pleskei

ほんとにいっぱいいました。どこみてもウチヤマ君が。嘴長く見えますね。ウチヤマ君はかなり生息地が限定されていますがここは一大繁殖地としてにぎわっています。

ベタの絵面

はい、AKAKOKKO館に移動です。TAIRO池近辺も。

イイジマムシクイ(Phylloscopus ijimae

まあイイジマ君も沢山いますね。イイジマ君て越冬地不明らしいですよ。意味わからねえ
今回はタネコマドリもモスケミソサザイもオーストンヤマガラもちらっと見れただけだったのが残念。
ただ相変わらずアカコッコはしっかり見られましたよ。

アカコッコ(Turdus celaenops

キャ――――――アカコッコさーん!
うるさい

どんどん近づいてくるんですけど。

超近コッコ

あんたそれでも野鳥か。
近すぎてその場に居合わせた他の鳥屋さんたちともアカコッコに向かって「お前はおかしい」と話しかけてました。あのアカコッコは絶対だれかが操ってますね間違いない。か、我々の入館料がアカコッコにギャラとして支払われている可能性あり。どっちもねぇよ!

あ、ちなみに帰りの航路なんですが、ひたすらに鳥の出が悪く、オオミズナギドリとクロトウゾクカモメ一羽しかでませんでした。クロトウゾクに至ってはクソ遠いし後ろ向きだし。

オオミズナギドリ(Calonectris leucomelas

あまりの鳥の出の悪さにAKAKOKKO館で居合わせた鳥屋さん(帰りの船が同じでした)から「誰か日頃の行い悪い奴いるなぁ?」と言われましたが、
僕だと思います。

2019年5月5日日曜日

大型種はロマン

某所に大型種たちに会いに行きました。夜な夜な探しました。深夜徘徊
結果はこちらになりまあす。

左から、ナミゲン、ガムシ、タガメ

ほわああああああああああああああ!!!!
はい、ナミゲンとガムシはたくさんいました。タガメはこの一個体のみでしたが。
全て一つの池ですが、一緒に、クロゲンゴロウ、シマゲンゴロウ、タイコウチ、ミズカマキリ、オオコオイムシ等有名どころは全員登場しました。
素晴らしい池すぎて泣きました。未来に残したい水場。

翌日の明るいうちに久々にフツーのミズスマシが泳いでいる水場も発見。

ミズスマシ(Gyrinus japonicus
で合ってると思いますけどね。そこそこ大きかったし。
↑なぜそこはガサツなのか

ミズスマシの類も滅茶苦茶減ってますよね。(特に止水の)まだオオズスマシは比較的見られる気がしますが。ユニークで面白い虫なので後世の人にも見てほしい生き物です。

はい、最近僕の中で流行りの白バックもどき~

クロゲンゴロウ(Cybister brevis

はい、かっこいい。もうこのなんというかなんかこう若干緑入ってるし茶色も入ってるしみたいな黒よ。神ですか。

ゲンゴロウ(Cybister chinensis

圧 倒 的 存 在 感

相変わらずデカい。日本最大は伊達じゃない。
大型種もやっぱイイゼ。ちっさい種類もいいけどな!

2019年5月2日木曜日

WTRSツブ

 よっしゃあああああああああああああああああああ!純粋

本日、なんか違和感のあるツブゲン採れたなあと思って確認してみたらどうも狙っていた種でほぼ間違いないようです。

ワタラセツブゲンゴロウ(Laccophilus dikinohaseus

採集地近辺でよく網にはいるツブゲンゴロウよりほんのすこしより小さく、より細身でスリムな印象を受けます。なんにせよかわいいですね。
それと上翅にV字の模様が入っていて非常にイカしています。かっこええ。

同一個体
ワタラセツブは比較的近年になって新種として記載されています。(十数年前だった気がする)