2023年6月24日土曜日

復習用


個人的なホンシュウセスジダルマガムシとハセガワダルマガムシの前胸背の比較画像。この仲間は個人的に初心者も良いところで、あまり採集経験もありません。この2種はどうも混じって採れることもあるようなので、並べてみました。確かに図鑑通り、前胸背の形状も違いますし、くぼみの有無も違います。まあ実際に標本を並べてみるとハセガワのほうがだいぶデカいので、慣れてくれば野外でも全然どうにかなる気がしますね。こうなってくるとナカネダルマガムシが採りたいところです。

にしてもカッコイイなこの虫。世界の真理







 

2023年6月18日日曜日

ややこしい

 

チャイロシマチビゲンゴロウ

はい、チャイロシマチビゲンゴロウです。体長は5ミリ前後。標高1500 メートルほどの砂防ダムにできた池みたいなところで夥しい数が見られました。ヒメシマチビより肩幅が広くゴツイような印象を受けます。ルックスの良さはそりゃもう言わずもがな良すぎます。日本語がおかしい
よおおおおおおおおいよいよい虫!!

オス交尾器の中央片はこんな感じ

シマチビと和名に入るのは7種国内にいて、いずれもぱっと見は似ているんですが、

シマチビゲンゴロウ属
・シマチビゲンゴロウ
・チャイロシマチビゲンゴロウ
・コシマチビゲンゴロウ
・ヒメシマチビゲンゴロウ

カノシマチビゲンゴロウ属
・カノシマチビゲンゴロウ
・エゾカノシマチビゲンゴロウ

マルガタシマチビゲンゴロウ属
・マルガタシマチビゲンゴロウ

と3属からなっています。ややこしすぎる。将来的には全部白バック採って並べたいですね。僕もチームシマチビは今までヒメシマチビぐらいしか縁が無く、非常に弱いです。弱すぎます。実際自分で採れば多分覚えると思うんですが…むずかしい…

2023年6月11日日曜日

背泳ぎ組

マツモムシ


THE・マツモムシです。背泳ぎの名手。身近に見られる水生昆虫ですが、背面側の模様をじっくり見たことが有る方は意外と少ないのではないでしょうか。
実は翅の模様なんかわけわからんぐらいカッコイイのです。国産マツモムシのなかでもかなりカッコイイと思っています。ちなみに撮影中に掴んだら久々に刺されて痛かったゾ…
関東では現状本種とコマツモムシさえ覚えておけばマツモムシの同定には困らないかと思います。

コマツモムシ

名前の通りコマツモは小さいですし、背面に目立った模様もないので、見分けるのは簡単かと思います。
 

2023年6月4日日曜日

止水のシジミガムシ

 更新が滞っておりました。生きてます。先日、浅い湿地で止水のシジミガムシを得ました。足で踏むと水が染み出してくるようなごく浅い湿地でした。

か わ い い。


でかい!!3ミリぐらいある!!3ミリは小さくないよでかいんだよ(圧)
個人的にこの止水にいるタイプのシジミガムシは全然縁がなく、過去にはクナシリをぽろっと採っているだけです。はて今回のは一体誰なんでしょうか。

オス交尾器

交尾器中央片を側方からみたもの

あ、クナシリだ。クナシリでした。可愛いのでヨシ!!いつかはTHE・シジミガムシも採ってみたいものです。