2022年3月27日日曜日

クソでかミズスマシその2

 先日、八重山遠征の記事で国内最クソでか(20mmあるかないかぐらい)ミズスマシのタイワンオオミズスマシについてしれっと触れました。


タイワンオオミズスマシ

与那国島でしか見られないタイワンオオミズスマシですが、別亜種が実は徳之島、沖永良部島、沖縄本島には生息しています。


オキナワオオミズスマシ

はい、オキナワオオミズスマシです。サイズはタイワンとそこまで変わらない気がしますが、より体高が低く、シュっとした印象を受けます。沢の淀みなどに生息していて、タイワンと同じくその存在感は圧倒的です。エサを抱え込んで食うための前脚はクソ長いです。一方、中脚、後脚はひらべったく遊泳に適した形態になっています。(今度写真撮りたい)
なので陸上にあげると歩くときはクソ長い前脚だけで匍匐前進してるみたいな感じになります。なんとなく宇宙的な恐怖を感じます。

このオキナワオオ、輸送中に容器に産卵(ばらまき)してしまい、先日幼虫が孵りました。



魚の骨みたいなの出てきました。さて…羽化まで二か月ぐらいかかるとの話ですが、やれるものかな…(がんばる)

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