2023年2月19日日曜日

いる。

 

ヒメゲン幼虫


水槽内にいました。ヒメゲンゴロウの幼虫が。しかもいっぱい。写真の通り終齢も。管理がひどすぎる

そうえいえば前回の冬もこうやって幼虫が気付いたら出ていたような。その幼虫たちも何匹か羽化させたので、そいつらが産んだんでしょうな。


顔がゆるい。良い。

2023年2月11日土曜日

湿岩力強化

 冬なので湿岩の水生昆虫を探しに行きました。論理の飛躍

写真中央の溝のなかのぐちゃぐちゃしたところ


こういうところをじっと見つめると…


ニッポンセスジダルマガムシ


い、いたああああああああああ!!!!
ニッポンセスジダルマガムシだ!!この前採った無印セスジガムシよりちっさい!(こちらは1.5 mmほど。)かっけえ!!



すごい。前胸背板にトゲがあるように見えてカッコイイ(実際には透明部があるだけでほんとにトゲが生えているわけではない)。本種の属するセスジダルマガムシ属はだいたい冬でも成虫が採れるようですね。水生半翅は採集が困難になる種が多いので、水中から水昆が採れるのはありがたいです。

別の水量の多い染み出しからは別の水昆も。
クロサワツブミズムシ

こちらも1.5 mm程度の極小水昆です。日本では唯一のツブミズムシ科です。というか実は亜目レベル(粘食亜目)で国内で学名が与えられているのはクロサワツブミズムシただ一種です。(ケシマルムシも各地から発見されていますが、いずれも学名未決定ですしね。)
クロサワツブミズムシ動きがカワイイ。見た目こそ真っ黒ですが、フォルムや動きが最高です。


こういう採集、やってる側は超楽しいんですが、端から見るとめちゃくちゃ不審者です。ひたすら岩に張り付いて凝視しているわけですから、そりゃ不審です。しかし他人の目を気にしていては採集できません。皆さんもレッツ不審者。


2023年2月4日土曜日

全員カメムシ


Twitterには投下しましたが、今まで採った半水生・水生カメムシを並べました。一番下の5科が半水生(アシブトメミズムシは半水生かも怪しいけど)です。全員良いよね…。ちなみにサンゴアメンボとサンゴカメムシが両方とも白バックで揃っているのはなかなか稀だと思うので、自慢したいと思います。いええええい。うるさい

一応各科に使った写真の種名を書いておくと
上段左から:エサキタイコウチ、コオイムシ、オオミズムシ、コバンムシ、ナベブタムシ
二段目左から:マルミズムシ、オキナワマツモムシ、コブイトアメンボ、エサキアメンボ
三段目左から:エグリタマミズムシ、ムモンミズカメムシ、ナガレカタビロアメンボ、サンゴアメンボ
四段目左から:メミズムシ、アシブトメミズムシ、ケブカコバネケシミズカメムシ、モンシロミズギワカメムシ、サンゴカメムシ

となっております。マツモムシがオキナワマツモだったり、アメンボがエサキアメンボだったりするのは個人的な趣味です。