2019年7月11日木曜日

エゾヒメゲンゴロウ


北海道で採れたゲンゴロウで紹介したいやつ紹介していくコーナー第一弾~
相変わらずのなんちゃって白バックでお送りするよ!最近どんどんクオリティが下がってきている気がする。

今回はこやつ。

エゾヒメゲンゴロウ(Rhantus yessoensis

はい、渋いですね~カッコイイ。
本州で普通のヒメゲンゴロウよりも若干大きいです。
北海道ではかなり数を見かけた種類です。浅く、暗い水場でよく見かけました。

ちなみに、エゾヒメゲンゴロウとヒメゲンゴロウ、何が違うんじゃというと、
頭部と前胸背の模様がだいぶ違います。

上:エゾヒメ
下:ヒメゲン(Rhantus suturalis)

なんかエゾヒメ写真暗いし、ヒメゲンの方過去の画像のトリミングで済ませてるので真上からじゃないですけど分かってください。こういうところが甘いのが当ブログです。
エゾヒメは前胸背の紋が丸なのがチャーミングポイントなんですね~
複眼の間の黒い模様もエゾヒメは間隔がヒメゲンに比べて広いです。

そういえばエゾヒメ、「エゾ」って名前にあるし、北海道特産なのかと思われた方もいるかと思われますが、実は全然そんなことありません。
北海道以外だと、本州~九州まで、点々と記録があります。
挙句の果てに伊豆大島とか八丈島からも記録があります。
ただ、本州~九州での記録はかなり局地的なようです。正直よくわからない不思議な分布のゲンゴロウで、非常に興味深いちょっとミステリアスなエゾヒメ君でした。


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