2018年6月17日日曜日

名前がまんま

オリーブについていたゾウムシ。

オリーブアナアキゾウムシ(Pimelocerus perforatus)
ゾウムシ感のある姿勢

ネズミモチとかも食害するようです。日本固有種なのに海外からのオリーブを食害しちゃったので害虫扱いになったとか。和名もそのせいでオリーブアナアキゾウムシに。(アナアキは幼虫が羽化の際に幹に穴けるからなのかな。)どストレートなネーミングですねえ。恒例のお顔拝見。

好き。


2018年6月12日火曜日

ガムシ卵嚢

先日、採集したガムシを知人に譲渡したら(一匹です)なんか卵嚢つくっちゃったらしく、受け取ってきました。ガムシを譲渡するという狂気。
そもそも「なんだよガムシって。」っていう人、ガムシってのはね、簡単にいうと水生昆虫だけど、泳ぎが滅茶苦茶下手で、基本的には水草とか食ってるとってもかわいい甲虫なんだよ。(ゲンゴロウとガムシの違いはそのうち記事にします。多分。)
ガムシ(Hydrophilus acuminatus)
相変わらず写真がクソ
今回卵嚢作ったのは写真のガムシ(タダガムシとか呼ばれたり。)です。成虫はマックス40mmという大きさになります。幼虫も終齢で70mmとかになる恐怖。

んじゃ実際にガムシの卵嚢を見てみましょうか。
この白いのです。
このようにガムシは水草で包み込むようにして卵嚢を作ります。ゲンゴロウとは大違いですね。今回は成虫の餌としてあげていた”増えるわかめ”に作ったようでわかめの強度の問題と輸送時の揺れもあって包んでいるわかめが崩壊してきています。一応卵嚢本体は丈夫なようでしっかりしています。増えるわかめに卵嚢作ったのが最高にシュール。
この突起。これは呼吸管です。
さてこの卵嚢、孵化するんでしょうか。ガムシの幼虫のメイン餌って貝なんですよ…。
孵化したらまた報告します。


2018年6月10日日曜日

シマコシマ横顔対決

果たしてこの記事に需要があるのかはわからないですが僕の自己満足で。

シマゲンゴロウ(Hydaticus bowringii)

コシマゲンゴロウ(Hydaticus grammicus)
結論:どっちもかわいい。なんだよこの記事

2018年6月5日火曜日

関東で水昆を採りたい遠征

最近ゲンゴロウ成分が不足していたんで、先日、関東某所にナミゲンゴロウとタガメを狙いに行ってました。
いやーまあ結果から言うと大逆転ですよ。

6月2日、3時間かけてナミゲンが目撃されているとある地点へ。
僕の場合、Googleのストリートビューを使ってよさげな地点を探したりします。(便利な時代だぜ)
このアタックの前日にかなりよさげな水路を発見し、意気揚々とそのポイントへ。しかしここで水路に異変を察知。
ん…?
三面こ”ん”く”り”
悲劇です。しかもこれつい最近コンクリを入れたっぽいし。
この新しいコンクリ水路を僕は色から、
絶望の白(Hopeless White)と呼んでいます。※呼んでいません
ただ周りにはそれなりの素掘りの水路はあります。ただ抽水植物が田んぼ、水路ともにほとんど生えておらず、ナミゲンが産卵できない環境で厳しめ。(ナミゲン始め大型種はオモダカなどの抽水植物に卵を産み付けます。)
荒んだ心は癒せるレベルの良水路。
ただ、やっぱり飛んでる虫は普通に面白く、オナガサナエやムカシヤンマなどが目撃できました。鳥もサンコウチョウやオオルリが鳴いているし、非常に幸せ。今日の目標を忘れかけていましたが気をとりなおしガサガサ再開、すると奥から自転車に乗った地元民の方が。
僕:こんにちはー(挨拶はフィールドでの基本!)
地元民の方:こんにちは。君は何を採っているの?(この間自転車に乗ったまま。)
僕:ゲンゴロウです。
地:ふっ(鼻で笑う音)
僕:(えっ、なんで僕いま鼻で笑われたの。)
地:ゲンゴロウねえ最近はみないねえ自転車が通り過ぎてる感を出したい
結局自転車を止めることなくノンストップでとてつもなく悲しい一言を言って去っていきました。なんで鼻で笑ったんですか。
この一言により僕は諦めがつき地元に帰ることに。
意気消沈もいいところ、結局コシマゲンゴロウとヒメゲンゴロウとタイコウチしか目撃してねえし。

しかしここから大逆転劇が始まります。
帰路についていると知人から、今日の夜タガメを某所に探しにいくのでこないかとの連絡でした。神か。持つべきものは友であります。もちろん行くと返事をして、急遽夜の部が開催されることになりました。(誘っていただき本当にありがとうございました。

ポイントに到着。開始早々コガムシがうじゃうじゃ田んぼを泳いでいます。ミズカマキリとも野外では久々の遭遇。ときどき見られるカエルの死体。犯人はどう考えてもタガメ
アメリカザリガニの姿は全くありません。これはいると思った矢先、田んぼにとてつもなく大きな影が!(もう興奮しまくっています。)
タガメ(Kirkaldyia deyrolli)
ああああああああああああああああああああきたあああああああああああああああああああああああああああああああああ!!!
しかも立て続けに4匹。素晴らしすぎるだろ!んでなんだこの存在感は!かっこよすぎるだろ!
このタガメとの出会いの後も水昆祭り状態が炸裂。クロゲンゴロウシマゲンゴロウガムシなど最近で希少になった奴らが続々と登場。残念ながらナミゲンこそ採れなかったものの、大満足もいいところ。このあとタガメはワンペアのみお持ち帰りで他2個体はリリースしました。
ミズカマキリ(Ranatra chinensis)
かっけえええええええええ

成果。すんばらしい。
というわけで大逆転である!!
締めくくりが雑。



2018年5月29日火曜日

ミズイロオナガシジミ

ミズイロオナガシジミ(Antigius attilia)

クヌギやコナラなどの生えた雑木林にいたりするてふてふ。
尾状突起がお洒落。んで表面(写真で見えてないほうの翅の面)はグレーと非常に渋いてふてふ。
それで裏面はこの模様。
かっこよすぎるてふてふ。
実際この模様めっちゃかっこよくないすか?ねえねえ。

2018年5月26日土曜日

タイリククロスジ

栃木でこんな生き物を採集。
お、クロスジヘビトンボやんけ。
トイレにいるというあるあるパターン
でもこれはヤマトクロスジヘビトンボなのか、タイリククロスジヘビトンボなのかは翅脈で見分けるらしいのですが、こいつはどうやらタイリクのほうであることが発覚。
タイリククロスジヘビトンボ(Parachauliodes continentalis
そもそもヘビトンボってなんだよ!っていう疑問をお持ちの方、こいつはヘビでもないしトンボでもありません。ヘビじゃないのはわかるだろ
分類的にはアミメカゲロウ目のヘビトンボ科ということになっています。このアミメカゲロウ目を構成しているやつらのカオス感が凄く、ウスバカゲロウ科やクサカゲロウ科、ヘビトンボ科センブリ科、カマキリモドキ科(ラクダムシは最近はラクダムシ目と表記されていることも多いので今回は保留。)等の名前を聞いただけではどんな生き物なのかわからないようなやつらが多い仲間です。なんだよセンブリって。
ただ個人的にはこの目のわけわからない感が大好きです。特にカマキリモドキとか。

今回採集したタイリククロスジヘビトンボの幼虫は水中で生活しています。というかヘビトンボの類は幼虫が水中で生活します。なおヘビトンボの幼虫は日本では古来から体に良いとして孫太郎虫なる名で食べられてきたという衝撃の事実があります。気になる人は孫太郎虫で検索してみよう!

ではお顔拝見~

可愛いじゃねえか



2018年5月22日火曜日

サトキのお顔

ド普通種のサトキマダラヒカゲ。木にとまって全く動かないのでお顔を拝見。
サトキマダラヒカゲ(Neope goschkevitschii
可愛すぎるううううう
サトキマダラヒカゲとヤマキマダラヒカゲの違い?聞くな。
あんなのわかるわけないだろ