2018年6月12日火曜日

ガムシ卵嚢

先日、採集したガムシを知人に譲渡したら(一匹です)なんか卵嚢つくっちゃったらしく、受け取ってきました。ガムシを譲渡するという狂気。
そもそも「なんだよガムシって。」っていう人、ガムシってのはね、簡単にいうと水生昆虫だけど、泳ぎが滅茶苦茶下手で、基本的には水草とか食ってるとってもかわいい甲虫なんだよ。(ゲンゴロウとガムシの違いはそのうち記事にします。多分。)
ガムシ(Hydrophilus acuminatus)
相変わらず写真がクソ
今回卵嚢作ったのは写真のガムシ(タダガムシとか呼ばれたり。)です。成虫はマックス40mmという大きさになります。幼虫も終齢で70mmとかになる恐怖。

んじゃ実際にガムシの卵嚢を見てみましょうか。
この白いのです。
このようにガムシは水草で包み込むようにして卵嚢を作ります。ゲンゴロウとは大違いですね。今回は成虫の餌としてあげていた”増えるわかめ”に作ったようでわかめの強度の問題と輸送時の揺れもあって包んでいるわかめが崩壊してきています。一応卵嚢本体は丈夫なようでしっかりしています。増えるわかめに卵嚢作ったのが最高にシュール。
この突起。これは呼吸管です。
さてこの卵嚢、孵化するんでしょうか。ガムシの幼虫のメイン餌って貝なんですよ…。
孵化したらまた報告します。


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