2019年8月28日水曜日

秋(?)のシギチ祭り

今日はFNBSSNBNZKIHNKOENにシギチを見てまいりました。
ヤ○ザキ春のパン祭りみたいなタイトルにするな
最近やっと暑さが和らいできて秋めいてきましたね。(どうせ今だけだろうけど)
予報的にはまあ朝降ってそのあとは天気回復でしょ。みたいな感じだったので、いけるやろと突っ込みましたが現地に着いたらまあ雨は強いし風は頭おかしいぐらい吹いてるしで台風レポートしてるみたいになっちゃって現地に居合わせた他の鳥屋さん達も口をそろえて「ここまでだとはおもわなかった」とおっしゃっていました。
でも執念でみてきました。

着いてすぐはほんとに立ってるのが精いっぱいな感じでしたが、建物のなかから、嘴長いの発見。
ホウロクシギ(Numenius madagascariensis
中央付近。干潟と同化しかけています。
わかんねーよ

うしろには人参口に刺さってる鳥さんもいますね。
人参、二羽に増えました。

ミヤコドリ(Haematopus ostralegus

口に人参刺さってますよ。
雨風がギリギリ耐えれるレベルになったので少し前進。

オバシギ(Calidris tenuirostris
中央の方。左はダイゼン君。

オバシギはいてもジジシギはいません。は?

オオソリハシシギ(Limosa lapponica
 ミユビたん達近し。
可愛すぎるだろ!!!!ほおおおおおおおおお!!!


ミユビシギ(Calidris alba

ふぇえええええええええええええええええ!


ミユビーズ。後ろにキアシシギとか目つきの悪いウミネコもいます。

そういえば今日オオセグロカモメいたけどロクな証拠写真ないな...あとコアジサシもいたけど無理でした。

チュウシャクシギ(Numenius phaeopus

しれっといましたチュウシャクさん。

メダイチドリ(Charadrius mongolus

ちっか。可愛い以外の言葉が出てこない。


集合。

朗報:ミユビさん達、水に囲まれて詰む。
飛べばいい話だけど

というわけで光学機器を水から守りながらのハードコア鳥見なんやかんやで楽しめました。

2019年8月26日月曜日

ぴっかぴかの

 知人から預かっていた上陸させた状態のナミゲン君がちょっと前に羽化しました。
僕が羽化させました。

ぴっかぴかの新成虫

気づいたら這いずり回っててびっくり。かわいい。♂ですね。
サイズもしっかり野外でやっていけるような大きさ。飼い主やりますねえ。

進水式

ぷか~っ

2019年8月23日金曜日

室内羽化

ふと窓際を覗くと・・・

キアシドクガ(Ivela swinhoe)
の抜け殻

き、キアシドクガさん!?大袈裟
春に大量発生することで有名ですがこやつは室内で蛹化したんですね。
これも春から放置されっぱなしなのでしょう。
無事に羽化はできているようですが…成虫は出られたのかな...

2019年8月20日火曜日

Mt.Fuji

そろそろ鳥成分が欠乏してきたので、山で鳥見をしてきました。
よりによって天気が微妙もいいところで雨が降ったり止んだりでした。最後には土砂降りになりに。そのため今回はいつにもまして暗いクソ写真を量産しています。ただでさえクソなのに。はい、ハイライト開始。

着いたら水場にいきなり二羽飛び込んできて焦ります。
しかも片方青いし片方ちっせえのでより焦ります。まだ準備できてねえぞ!
キクちゃんじゃね?キクちゃん来てね?

キクイタダキ(Regulus regulus
手振れってレベルじゃないぞ、減点。

設定の問題でシャッタースピードめっちゃ遅くなっててこんなんになりました。
にしてもかわいいいですねええええええええ
手前にはルリビタキがいますね。ルリビはこの後写真ありますので安心してください。

 シャッタースピードあげてもう一回

どうじゃあああああ
なにがなんだかよくわからない。減点。

えぇ…
なんですかねこの写真は。まあ僕証拠写真が撮れればいいですからね。写真専門じゃないんで。はい。キクちゃん肉眼に焼き付けてきたので。にしてもすこし努力しろ。※この後直後飛んで行ってしまったんですけど、その後一度もキクは来なかったので、これ以降キクの写真は無いよ♡ぶっ飛ばすぞ

ルリビ祭り到来。

ルリビタキ(Tarsiger cyanurus
びしゃびしゃver.
暗い。減点

オスですね。

比較的青しっかり出たver.
本日の写真ではマシな方です。

ルリビ♀?それとも若い♂?
これも暗い。減点

♀なのか♂の若鳥なのかの思考は放棄。おい。
雲の中に入っちゃって視界不良に。
 それでもルリビは来る。

もっふもふルリビ♂&カモフラージュ♀
♀がいるのが分かり辛すぎる上にかすんでる感じがひどい、減点。

メボソムシクイも来たのに一瞬すぎて撮れず。ほげえええええ

こっから土砂降りに。
鳥が来なくなったと思ったらでっけえ黒い鳥が道路に降りたぞ!

ホシガラス(Nucifraga caryocatactes
顔にピントがあっていない、減点。

ホシガラス、キターーーーー!!!
ホシガラスは基本的には亜高山の鳥ですから山があっても300mちょっとが最高みたいな県に住んでる特定した僕には縁がない鳥で非常にうれしいです。おしゃれだなあホシガラス君!なんか土砂降りになってから何羽も出だしました。いいですね。

そしてこの直後タイムアップ。ヒガラとか来なかったなあ。
天気のわりには来たんじゃないですかね。まあ。


帰り、高速バスが遅れに遅れて出発バス停に到着しました。FUJIYAMA周辺は外国人観光客が多いですね。
優しい中国人のご家族と、陽気なフランス人が英語で談笑しながら僕と一緒のバスに乗ろうとバス停で待ってましたが、大雨に加え、一向にバスが来ないので、中国人お父さんが僕に英語で「バスはいつ来るかわかるか?」と聞いてきました。(なぜか次の便が先に到着する始末)
僕:「あい、どんと、の~」
中国お父さん:「あそこにいるスタッフに聞いてくれるか?」
僕:「お、おーけー」
~係員のもとへ~
僕:(チケットを見せながら)「このバス、まだ来てないんですけど、何分ぐらいに着くかわかりますかね?」
係員:「渋滞で大幅に遅れているようです、18:40頃の到着を見込んでおります」
僕:「わかりました。ありがとうございます。」

中国人お父さん&陽気フランス人に伝えねばなりません。

僕(係員を指しながら):「ひぃ、せっど、あわーばすうぃるあらいぶあっと、しっくす、ふぉーてぃぴーえむ、うぃ、しゅっど、うぇいと、ひぃあ」
陽気フランス人:「バスはこの今止まってるバス(次の便が先に止まっていた)に来るのか?」
僕:「い、いえあ」
中国人お父さん::「なんでバス遅れてるの?」
僕:「どゅう、とゅうとらふぃっくじゃむ」
お父さん:「ほ~ん」

こんな英語でいいのかよ...
その係員さんの言う通りのタイミングでバスが到着。
みんなで「いええええい!!!」と盛り上がりました。
みんなイイ人で良かった。これぞ国際協力。


2019年8月15日木曜日

牙虫

昨日も書きましたが、THE・ガムシの記事を書いてない気がするんですよね。書いてたりして
ゲンガムの違いは書いた気がするんですけどね。
まあガムシ君書いてみます。
お粗末白バックでお送りします。

ガムシ(Hydrophilus acuminatus
学名のカッコよさはピカイチ。

はい、ガムシ君です。デカいですね。日本最大のガムシです。MAX40mmぐらいまでサイズ出ます。
これは前にも話しましたが、ゲンゴロウとは遠縁で、ゲンがオサムシ亜目なのに対してガムシはカブトムシ亜目です。(目は勿論どちらもコウチュウ目)
んで基本草食ですが虫の死骸とか食ってるので、雑食といった方が正しいのかも。
ガムシの「ガ」は牙という意味ですが、これは腹面にある突起から来ています。
その写真は、撮り忘れました。また今度。おい
ガムシ君、どうもナミゲンあたりと比べると数もまだいるし、見た目も地味なせいか、網に入っても残念がられることが多いですよね。僕も現実問題ナミゲンのいる池とか怪しい池でガムシが入ると、一瞬ドキッとするんですけど、「なんだよ。オメエか。」となってしまいます。
数は多いと言ってもあくまでナミゲンと比べればってだけであって減っているのは間違いありません。減少理由はいつものゲンゴロウ達と同じやつです。(農薬、外来種、水路コンクリ化 etc...)
ガムシが採れる水場は心ときめく水場です。

そんなガムシさん、どうもゲンゴロウの陰に隠れがちですが、
めちゃくちゃかわいいんですよ。

もうね、キュンキュンよ。いちいちの動作に。
まずゲンゴロウと違って、泳ぎ方が洗練されてません。
ゲンは後脚をつかって器用に泳ぐのに、ガムシは全部の脚使って泳ぎます。
わちゃわちゃです。わっちゃわちゃです。想像するだけでもうかわいいじゃん。
あと、顔の掃除を結構します。かわいいに決まってるだろ。
ガムシ君、空気の取り入れ方もゲンゴロウと違って触角からやります。(ゲンは腹部を水面から出して)なので、結果的に顔をかしげちゃったりするときもあります。
あとガムシ君達は腹面にも空気の膜を張るので、腹面は銀色に見えます。
そのしゃしんは、とっていないよ。いい加減にしろ

ホラ、首傾げてるでしょ。
わかりづれえ

かわいすぎませんか。
他にもカワイイポイントはいくらでもあるんですけど、長くなりすぎるのでここで今回は終了。皆さん是非自分の目で確かめよう!
ちなみに幼虫は肉食で、巻貝を食います。巻貝食うために大顎が左右非対称になっています。ちなみに写真は、使いまわしのなら、あります。

顔写ってなくない...?
はい、ぶよぶよです。
なんだか成虫幼虫ともにに脱力系です。
このゆるさがガムシ。これこそが。

ガムシ納涼ver.


2019年8月14日水曜日

NGN県

NGN県で一泊する機会があったのでぶらぶらしてきました。


コムラサキ(Apatura metis

コムラサキさん久々です。メスですね。

もちろん深夜徘徊もしてきました。宿の近所のライトめぐってきただけですけど。

ムラサキトビケラ(Eubasilissa regina

む、ムラサキトビケラさん!?
ムラサキさんも個人的にはお久々ですね。
にしても相変わらずでっけえなぁ!!さすが日本最大。40mmオーバーは伊達じゃないぜ。
僕はトビケラに関してはまったく詳しくありませんが初見時のインパクトがとんでもないこのムラサキさんは覚えています。あとはド普通種のヒゲナガカワトビケラさんとか数種。

あとこやつも落っこちていました。

ガムシ(Hydrophilus acuminatus
現地で撮り忘れたので帰ってきてから撮影した写真です

アイドルのガムシ。
ガムシの特集記事って僕書いてない気がするので書きましょうかね。次回にでも。
ガムシは他にはコガムシがいっぱい落ちてました。
ゲンゴロウはおらーず。なんでえええ

ライトの近く歩いてたら飛翔体と衝突して、その飛翔体が地面でもがいていたので救出しました。

エゾゼミ(Lyristes japonicus

やっぱイイねぇ~エゾゼミいいい!!
超かっこいいよね。これを見ると、あ、NGN県にいるんだなと思いますね。




~翌日~

有名な観光地のKRBダムにいくことになりましたのでいってきましたが、残念ながらダムの方の画像は載せません。ひねくれ
ダムにいくと複雑な気持ちになりません?生き物屋的には。

カワゲラsp.
思考を放棄

でかくてカッコよかったですよこいつ。なんとかアミメカワゲラとかそんなんかな。
ごめんさい適当なこと言いました。わかりません。助けて有識者~

アキアカネ(Sympetrum frequens

この腹部をあげる格好は日光の当たる面積を小さくして体温上昇を防いでいるんですね~
アキアカネたちはもうすこししたら成熟して里へ下るのかな?頑張れ~

ダム湖上空から聞いたことある声。

アマツバメ(Apus pacificus)

アマツバメじゃん!
おめぇらもデカいな!普段ヒメアマツバメばっか見てるから余計。
人が周りにいっぱいいましたが一人容赦なく空を見つめていました。不審者。
繁殖してるんでしょうね。
にしても飛びかたカッコよすぎませんか。

以上旅行中の生き物ハイライトでした。




2019年8月9日金曜日

残暑見舞い

暑すぎてフィールドに出る気が起きません。
残暑見舞いがわりの記事ぐらいしか現状話題ががが。というか調べたら立秋迎えたらもう暑中見舞いじゃなくなるんですね。そんなレギュレーションしらんかった


あ、うえの奴はコガムシ幼虫君です。
形態学的な突っ込みとかはやめて♡

皆様くれぐれも体調崩さないようにしてくださいな。

2019年8月5日月曜日

上翅

ゲンゴロウ飼育してる方ならわかると思うんですけど、個体が死ぬと、たいてい飼い主が気づく前に周りの個体がそいつの亡骸を食らうじゃないですか。でも上翅は残りますよね。その上翅が最近徐々に増えてきていてどうしようかと思っています。

ナミゲンからモンキマメまで

これだけ死んでいるという事実から目を背けてはいけない

オキナワスジゲンゴロウ(Hydaticus vittatus)
(写真三列目)

こうやてみるとオキスジは個体差ありますね。まんなかの上翅とかけっこう日本から絶滅したことになっているスジゲンゴロウに比較的近い感じに見えますね。

なんか有効活用できないですかね。
現代版玉虫厨子ならぬ源五郎厨子でも作りますか。えぇ…

ん~



はっ!?僕は一体何を・・・
手が勝手に動いていました。


センスのかけらも感じない。ゴがゴツすぎる。

2019年8月2日金曜日

色白

あぢいいいい!
ここ最近の暑さおかしいよね?ね?ねえねえ?うるさい

ゲンゴロウ(Cybister chinensis

脱皮して色白になりました。目に見えて頭部がワイドになってゴツくなってるハズなのに脱皮直後の色の白さのせいでなんか余計にユルい。