2019年12月29日日曜日

タイ産ゲンゴロウガチャ


昆虫食専門の会社のTAKEOさんからとあるスナック菓子と飲料を購入いたしました。

左がスナック菓子、右がタガメサイダー

タガメサイダーは実は前にイベントで頂きまして、大変おいしいのは知っていたんですが、それよりもみてくださいよ。スナック菓子に"Diving Beetles"って書いてあるじゃないですか!!そうなんですよ、実際に食用としてゲンゴロウが出回る、タイからのものです。(養殖してるんだとかって話も聞きました。東南アジアでもやはり水生昆虫の減少は進んでいるんでしょうかね…実情を知りたい。)
なんだかゲンゴロウよりもガムシの方が含有量多いって話ですがゲンゴロウも入っているかもしれねえ!!というわけで期待を込めて、いざ開封。本来の食としての用途はどこに行ったのか

全部出してみました。
うおおおおおおおおおおおゲンゴロウ居るぞおお

ん?なんか臭い…
くさいよこれ!!!ゲンガム臭っぽいのするよ!!
くせええ!!

ま、臭いは慣れますから、大丈夫です。ドライ
え~ガムシは日本にもいるやつらでしょうかね?ぱっと見コガタガムシだと思われるものが多いですかね。いや~いいですよガムシ。かわいい。多分全部ガムシ属ですね。
ガムシも一個体ずつ見ていきたいんですが、長くなるので今回はゲンゴロウに焦点を当てましょう。結果を言うと、ゲンゴロウは三個体で、三種いました。一種ずつ見ていきます。

No.1...だれやねん。(ゲンゴロウ属のだれか)


はい、みんなが大好きな大型ゲンゴロウですよ!!
サイズ感はヒメフチトリゲンゴロウに近い感じですが、



腹面の黄色の部分が違う気がするんですよね~。
なんか中脚のついてた部分だけ黄色いですかこれ?
フチトリ系(Cybister limbatusC.guerini)にしては小さい気がするし、腹面も違う気がします。ただ死んでますし、色落ちもありますからなんともいえませんね。

No.2...だれやねん。(黒い系ゲンゴロウ属のだれか。)



はい、黒い系です。最初トビイロかなと思ったんですが、トビイロ君のチャームポイントである胸部側縁のオレンジ色がないのです。まあこれも個体差はありますし、色落ちちゃってるので何とも言えませんが…東南アジアには、どうやら似たようなのに、Cybister siamensisってのがいるそうなのでそいつなのかもしれません。(いやわかんないですけど)
にしてもこいつなんか細くスマートに見えるのは気のせいでしょうか…

No.3...お知り合い。

君は多分知り合いだよね?

あ、コガタノゲンゴロウ(Cybister tripunctatus)じゃないんですか?!湧き出る親近感

腹面はこんな感じ

腹面黄化タイプじゃなさそうですね。

こんにちは

今日もカワイイですね。

最後に、三種の比較です。

左、でかいなああ

以上ゲンゴロウ三種でした。外国産ゲンゴロウ・ガムシに関する知識は全然ないので有識者のかたいらっしゃいましたら教えてください。助けて有識者~

あ、重大なことを忘れておりました。本商品の味ですね。
え~、コガタガムシと思われるのを一匹そのまま食べてみたところ、
「パリパリ、ザクザク」食感いいじゃん!!
ぱりぱりぱりぱりぱりぱり…。

ん?
やっぱくせぇ!!なんかなんだこれ泥だよ!!泥のにおいみたいなのするよ!!泥食ってるよ!!うっわ!!口中泥だわ!!

率直に言えば、おいしくはないです。はい。でも工夫すればこれは化けるかもしれません。ちょっと色々やってみますかねぇ。
TAKEOさん、味はアレですが非常に楽しいです。
ありがとうございました。

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