2022年8月7日日曜日

誰でも簡単に白バック写真にしようの会

 えーー今、大盛り上がりを見せている白バック写真。(盛り上がってると信じてます。)
撮影自体はまあ、なんかお皿か紙の上に虫置いてディフューザーつけてストロボ焚けば最低限のものは撮れるんですが(適当すぎる説明)、背景を真っ白にしないと白バック写真ではないですな。でも撮った時点で背景が完全に白いのは露出がオーバーで、触角がほっせえ虫とか翅の透明な虫とかそもそも色自体が白っぽい虫は白飛びしちゃったりします。なので撮っただけという状態では背景がわずかにグレーなぐらいの露出が理想です。今回はそういう写真の背景だけを白く飛ばして白バック写真をつくる過程を、僕が普段やっている流れでご紹介します。多分プロのみなさんはもっとすごい技術でやっていると思うので、ここでは無料ソフトで誰もができるやり方を紹介します。とりあえず背景だけ白く飛ばせりゃいいんだよ!という人むけ。ボクも正直へたっぴなので、撮影に関する秘技とか白飛ばしの秘技みたいなのは期待してはいけません。そんなことはここに書いてません。書けません。多分知ってる人もいっぱいいるごく一般的な手順です。それでは背景を白く飛ばしましょう。

使うソフトは無料画像編集ソフトのGIMP (https://www.gimp.org/)
誰でも使えます。持ってない人はダウンロード。

今回は↓のハンミョウの写真でいきましょう。

ハンミョウ。きれいだねえ。

最初にも言った通り、背景は完全に白じゃなくて、グレーがかっています。影もフワッとイイ感じ。左上は背景の皿が見切れて机が見えています。

さて、まずはGIMPで写真を開きます。


したら画像の通り適当に切り抜き。勿論なんか最初からいい感じなら切り抜かなくともOKです。(↓切り抜こうの図)

虫を真ん中に持ってくるゼ


では背景を白飛ばします。まず上のほうの「色」タブをクリック。するとなんか出てきます。(↓参照)



なんか出てきたら、
①出てきたやつのなんかグラフみたいなのがでてる下のバーの真ん中にある三角形を一番右に持っていきます。
②三角形を右に追いやると画像がこういう感じになります(↓画像参照)
③画像がなんかこういう感じになったら白スポイトマークをクリック。
④画像の上にカーソルを持って行って、背景(虫と影以外)で一番暗いところ、今回でいうと画像右上の角あたりをクリックします。(↓画像で赤くグリグリしているところ)
※左端の真っ黒なところは下の机が見えてたところなのでスルー。



背景の暗いとこをぽちっとクリックすると…↓画像のように背景が白飛びします。やったぜ。



背景が白くなって満足!したら、2つ前の画像でバーの右端に追いやった三角形を元のいちに戻します。すると背景だけが白く飛んだ綺麗なハンミョウの画像ができます。これも満足したら、「OK」を押してレベル処理を終了します。これで白バックができました。(↓画像)


最後の仕上げに今回の画像ではわずかに見えていた背景の白皿じゃない部分を白くペイントして、「ファイル」のタブから保存したら、完成~~~~~!



はい、こういう白バックになりました。かっこいいですね。

でけたーーー

慣れたら1分かからずできます。文章書くの下手で分かり辛い解説終了。でも簡単。ありがとうGIMP。勿論フォトショップとかでも同様にできるはずです。それでは皆さんも楽しい白バックライフを…
白バックライフってなに…?


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