2018年11月10日土曜日

ゲンゴロウ飼育のススメ

このブログを見に来ている良い子の大きなお友達のみんなで、ゲンゴロウを飼育したことが無いっていう人は多分少数派だよねえ? 導入完了

というわけで今回は素人の筆者がゲンゴロウの飼育について自分なりに解説してみる回です。※今回は幼虫に関しては触れません。成虫に比べ圧倒的に難しいし

あ、どーも

1:レイアウト。

こ ん な ん で い い ん じ ゃ な い で し ょ う か
教える気あるのだろうか

家の水槽の写真でもよかったんですがお見苦しい感じになる気がしたので速攻で絵描きました。は?
茶色いのは流木です。流木でも(右じゃねえだろ左だろボケェ!ついに右と左を間違えて投稿していましたので修正。雑魚極まる。)の抽水植物っぽいのでもいいですがとにかく水上に出る構造物は用意しましょう。ゲンゴロウはカビ予防に甲羅干しをするからです。オモダカ辺りの抽水植物は入れていると産卵床と甲羅干し場として機能したりするのでお得かもしれません。

甲羅干してるクロゲン氏

大事なことですが、蓋は絶対に必要です。こいつら飛ぶので。絶対に逃がさないようにしましょう。
フィルター(濾過器)は正直あってもなくてもどっちでもいい気がします。まあ一応肉食ですしあった方がいい気はしますけどね。家のには入ってます。
当然水が汚れてきたらフィルターを入れていようが入れていまいが水替えはしましょう。
あとはまあ好きな水草でもいれてください。ただし、ペットショップなんかで売ってる安い水草なんかは薬使って育ててる場合があるようなので水生昆虫の飼育にはお勧めしません。筆者は昔そういう水草入れてやらかしたことがあります

2:餌。
超楽です。煮干しとか赤虫とかでもいいですし、金魚の餌でもいけます。刺身とかあげてる人もいます。基本的には動物性のものならいいんです。生き餌なんていりません。
前脚で餌を持ってたべる可愛さを堪能してください。

3:その他
他種との混泳はできます。基本的にゲンゴロウは活発に動くものは襲いません。ただ、餌が足りなかったりしていると惨劇が発生します。そういうことが発生するのが嫌なら他種との混泳は避けましょう。僕は混泳水槽が好きなので、クロゲンとシマゲンが混泳してるのを見てニヤニヤしています。魚と混泳もできます。ただこの場合も惨劇が発生する可能性はあります。
あとは、あまりにもサイズ感の違うものは一緒にしない方がいいし、南方系や北方系を飼う場合は生息地ごとに水槽を分けたほうがいいのは当たり前です。
水温は我が家では結構適当です。ただ、当たり前ですが、南方系は冬水温が下がりすぎないように、逆に北方系は夏水温が上がりすぎないようにはした方がよいと思われます。この辺はまだ経験が浅いので詳しくありません許してください。

あと、一番問題なのは個体の入手方法だと思います。ペットショップなんかでもゲンゴロウは結構売られていまが、その際、ワイルド(野生)個体は買わないでください。ワイルド個体は購入することによって業者の乱獲を助長します。これすごい大事。
一方、一個人が採集する程度では生態系に影響はまずありません。(それでも必要最低限の採集にはしましょう。)
まだ身近にいる種類のヒメゲンゴロウ、コシマゲンゴロウなんか見た目もいいし簡単だしで入門にはいいんじゃないでしょうか。ハイイロゲンゴロウ?あいつはイレギュラーすぎる
なにより自分で採集して、生息地を知るってことは大事だと思います。

コシマゲンゴロウ

なんかゲンゴロウって飼育難しそう的な声をよく耳にしますが、無茶苦茶簡単です。丈夫ですし。それでいて大型種はうまくいけば二、三年生きるんです。んでかわいいしかっこいいんですよぉ。神ですわ。やっぱ神。



2019 2/27一部文面を修正

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