2019年2月27日水曜日

コクマルはいない

ミヤマガラス(Corvus frugilegus

ミヤマしかいませんでした。コクマルは混じってませんでした。
なんかこの写真カッコよい感じで好きなんですが。どう?皆さんどうなの?なんか理由よくわかんないけどかっこよくね?うるさい

2019年2月25日月曜日

う”うっ

ジョビ雄。

ジョウビタキ(Phoenicurus auroreus)♂

首をかしげるのは反則技です。
理由:こっちが悶え死ぬため。

今日は暖かったのもあるのかヒバリはぴーちくぱーちくしてたし、ウグイスはホケキョって言ってるし、ホオジロは一筆啓上仕り候してて春は近いなあと思いました。
(要約:さえずってる鳥がいてもう春だなあと思った。)
あれはさえずりって言っていいのかな。ぐぜり(さえずりの練習的なことです)っていうべきなのか。まあウグイスはホケッて鳴いてる時もあったしぐぜりなんでしょうなあ。

2019年2月21日木曜日

猛禽厨歓喜

SYM湖に鳥見にいってきました。
なんか鳥の出は滅茶苦茶悪くてどうなるかと思ったんですけど、オオタカの狩りを見れましたのでここに記しておきます。ただし滅茶苦茶遠くて僕のカメラではクソ写真のオンパレードになりました。我慢してください。は?
なので若干写真に赤丸とかいれて解説付きです。

午後二時。カラス達が水浴びをする中颯爽と登場のオオタカ。成鳥の模様。

オオタカ(Accipiter gentilis

このオオタカはカラス達を見つめながら一時間ほどこの周辺をうろちょろしていました。
飛んでは見失いを繰り返した午後三時。狩りがスタート。というかスタートと同時にオオタカを見失ったんですけど、その場にいた地元の鳥屋さんからカラスを水に沈めてるよ!との衝撃発言。


!?
泳ぐオオタカ
は?全然泳いでるように見えねえじゃん
既にカラスを水中に沈め泳ぐオオタカの姿が。翼と尾を使って上手に泳ぎます。もう資料映像クラス。この間にもハシブトガラスにちょっかいを出されていましたが気にせず岸へ上陸。(オオタカの上陸という響きが不思議。)

岸に上がった直後、もう一羽オオタカが登場。上陸したオオタカの真上にとまりました。

オオタカ若鳥
またもクソ写真

親子なのか?もしかすると親鳥が子に狩りを見せたのか?この若鳥は下の個体を見つめています。

しばらくカラスの毛をむしった成鳥がついに肉を漁りだしました。

オオタカ、カラスを喰らう

うひょおおおおおおおおかっこえええええええええええええなあああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああ


だいぶエグイ絵面になってきた

よくみると喉元の素嚢(そのう)が膨らんでいますね。(素嚢では食べたものを一時的に蓄えることができます)

この直後、成鳥が恐らく子である若鳥にカラスを渡すのかと思ったタイミングでもう一羽の猛禽が乱入してきました。

ん?これは...白いぞ?オオタカじゃない!

ノスリ(Buteo buteo)さん追加でーす。
左がノスリ、右がオオタカ(成鳥)

この乱入者に対して立ち向かったのは上から降りてきたオオタカ若鳥。オオタカは二羽で応戦。
やはりこの二羽のオオタカは親子なのか?

若鳥が参戦。カオス。

す、すげえ!猛禽が三個体もまとめて!おああああああああああああああああああ
え?何?写真がクソすぎてなんだかわからん?
はい、すいません。わかりやすくしました。

ク ソ 編 集
こんな感じですね。成鳥のオオタカ、なんかもう腹いっぱい食べたのかノスリにはちょっかい出す程度でそのあとはちょっと距離置いてる感じでしたね。それでいいのか成鳥。

この争いの結果ですが、こうなりました。

???????????
はい、また解説付きあげますよ。


ノ ス リ に と ら れ て る じ ゃ ね え か

しかしよく考えてみたらオオタカの巣立ちは六月とかそのあたりのハズ。二月末から三月なんて巣とか作る時期なのでは。となるとこの若鳥と成鳥の関係はほんとに親子なのか?でもこの二羽の動きを見る限りものすごく親子っぽい動きにはみえました。親離れが全然できない子なのか?そんなことあるのか?それとも巣立った個体が出生地近くで独立しただけなのか?それとも親子でもなんでもないのか?というか若鳥は狩りしなくていいのか?疑問は残りますね。僕この辺りの知識は無いに等しいのでよくわかりません。教えて有識者~

とにかく非常にワイルドな一面を観察できました。
地元の鳥屋の皆さん、いろいろ教えていただきありがとうございました。

2019年2月18日月曜日

山に行ってきた

ちょっと山に行ってました。
いやー普段ド平坦な地で生活してるので高低差が辛すぎる。はい雑魚~

車で途中まで行ったんですけど、窓から緑色の鳥が見えてしまったのでちょっと停止してもらいました。(後ろから車来てなくてよかった)

や、やはり!いいいいいい!

アオバト(Treron sieboldii
車内から撮影

ちょうど頭がぼけてますね。クソですね。
ま、まあ、しょ、しょ、証拠写真ですから...実は車内で大興奮でした。まさかこんなに近い距離で、しかも大磯とかに飛んでくるのじゃなくて、森のなかで見れたんですから。
(大磯では見てるんですけどね)

この日他にも鳥は結構充実してて、ミソサザイとかカワガラスとかヒガラとかコガラとかカヤクグリとか最後の最後夜にフクロウまで出ちゃったりしたんですが全然写真とか撮れませんでした。はい。
というわけで、今回はもう鳥はでてきません。すいません。は?

 じゃあ何が出てくんだよっていうと、まあ虫ですよね。
ふとめくった石裏にコブハサミムシ。あっ、子守り中でしたかすいませんでした。
最低である。
石戻しておきますね。

コブハサミムシ(Anechura harmandi

これみてると思うんですけど、このあとこの卵から孵化した幼虫にこの親は食べられるんですよね...儚い。

あとはゲンゴロウも採ってきましたよ。久々のゲン登場に全世界が涙。
まあモンキマメゲンゴロウ属のやつらを道路脇の水たまりで採集したんですけど、正確な同定が交尾器抜かなきゃいけないやつらなので今日は画像はいったん載せません。
 というのも何種類か混じってるっぽいんですよね。(まあクロマメゲンゴロウが名に入っているやつらですよ。)なので採れた種の詳細が分かり次第また記事にしようかな。
ひとまず一緒に採れたんでモンキマメ属ですが同定にあまり困らないモンキマメ君は載せておきます。

モンキマメゲンゴロウ(Platambus pictipennis

もう一回ここ採集行かなきゃ。
にしてもアオバトとモンキマメが同じ記事に出るブログはなかなかないんじゃないでしょうか。カオス


2019年2月14日木曜日

アイドル系いっぱい

某公園にいってました。
かわいいのがいっぱいいました。かわいかったです。
はいらいとすたーと

ルリビタキ(Tarsiger cyanurus

うおおおおおおおおおお青い!青いぞおおおおおおおおお!
こんな奇麗な個体は久々にみました。おめめくりくり。
ルリビタキはオスでも性成熟しないと青くならないのでこの個体はそれなりに生きているのでしょう。

ルリビのすぐ近所に日本最小君。
動きが速すぎて撮れねえ!
そこだああああああああああ!

キクイタダキ(Regulus regulus
クソ写真、発動!
ぜ ん ぜ ん 頭 頂 部 見 え ね え じ ゃ ね え か

キクイタダキは頭頂部に黄色い羽があるんですけどね…(その黄色を菊の花に見立てたからキクイタダキ。)
にしてもかわいねええええええんんんんんんんんんんんん
今冬はキクちゃんが多かったようですね。僕全然出会えてないですけどね。

ツグミ(Turdus naumanni

素敵な色合い。つぐみん。今日も可愛い歩行で筆者は虜。もう文がキモイ

シメ(Coccothraustes coccothraustes
学名長いよ!

今日は結構地面に降りていたシメ。10羽以上の群れになっていました。

なんか茶色い鳥が地面に降りてますねぇ
 
ガビチョウ(Garrulax canorus

やはりあんたか。
特定外来指定されている外来鳥です。ただ、日本の在来生態系に与える影響はいまのところよくわかっていないとの話をよく聞きます。ツグミやら駆逐されそうな気がしなくもないですが。今後侵略性があるのかよく調べていかなければならない種でしょうね。
まあとにかく、今のところ特定外来には指定されているので、違法に飼育とかはやめましょうね。

シロハラ君めっちゃ近い。丸くてかわいい。

シロハラ(Turdus pallidus

以上!かわいいのがいっぱいいて幸せですた。

2019年2月13日水曜日

執念。

KSI臨海公園に世界的希少種が(っても毎年来てるけど)きたらしいので見てきました。
他の鳥はまあいつも通り(サイコ感あるカイツブリとかパンクなアイサとか。猛禽はオスプレイとノスリとか。)だったので省きます。

どうやらその鳥は今年は潮が引くと運がよければ人が入れる渚のほうに出てくるらしく、今日はその干潮が5時過ぎということで、ちょっとゆっくり待ってみました。
ただ待てど暮らせどなかなか出てこず、他にいたカメラマンの方も退却するわでどうなるかと思いました。まあ、最後まで粘ったらすごいことになったんですけどね。

カメラマンずが退却したのち、クソ遠方の人が入れないほうの渚に今日のメインターゲットが出てきました。

??????????????
遠すぎてわかんねえよ!
カモメさん達かわいい

はい、もうわかる方にはバレたと思いますが、クロツラヘラサギ君ですね。
世界的にも希少な種で、世界で個体数は確か4000羽切ってるって話だったと思います。絶滅危惧ⅠB類(環境省)に指定されています。ⅠB類はキボシチビコツブゲンゴロウと同じカテゴリーといえばイメージしやすいですかね。こちらこのブログの意味不明さがよくわかる一文となっております。
名前にサギとついてますがトキ科です。サギ科じゃないです。同じペリカン目ですけど。
名前が詐欺。

僕は今日と同じところで過去にこいつを見てるんですが、なにせ遠いんですよ。上の写真みたいに。今日はスコープで見つけた当初はテンション上がって変な声出してたんですけど散歩にきていた親子の顔が僕を見て引きつっていました。そのあと、「まあでも遠いし今日もこれで終わるか」と思って余韻に浸ってたらなんかこいつが消えてて、「え?飛んだの?」ってなったんですね。
で、「あーあ、今日のクロツラも遠かったなあ」とか思ってたら、なんか白いあんまり見たことのない飛び方の鳥がすーっと海上を飛んきて、華麗に旋回して、
目の前に降りたんです。
いや、人の入れる方の渚って言ったって広いのになんでピンポイントで目の前くるんだよおお!

えぇ...?????...!!!!!!!!!!
ええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええ

クロツラヘラサギ(Platalea minor

目と鼻の先とはまさにこのこと。こんなに近くで見られるとは贅沢な。
うおおおすげえ!目の前でクロツラがヘラ状の嘴を左右にふって餌をとっている!
贅沢すぎるぞこの絵面!多分近いうちに僕は死ぬんだと思います。

見れば見るほどユニークな鳥。

すげえええええええええええええ

スカイツリーとクロツラ
ベタである

逆光クロツラ
ベタである

逆光クロツラwithスズガモ
ベタである

粘って正解でした。よかったです。はい。おしまい。

2019年2月9日土曜日

WTRS大好きマン

またWTRS遊水地に行ってきました。ま た か よ
なんかコミミズク君が出たという噂は聞いたんですが我々は公共交通機関からの徒歩という健康志向で行ったので今回はコミミはやめてハイチュウ見たさで行きました。この前見たんですけどね。

はい、ハイライト―

風つええええええ。ここでは平常運転な感じの強風でしたが寒いことは寒い。
まっすぐ歩けないような風も吹いていた。
寄ってYNK湖も波がたっちゃって遠くが超見辛い。

カンムリカイツブリ(Podiceps cristatus

寒い。寒すぎる。ずっとう”っみたいな声出して歩いてました。

ミコアイサ(Mergellus albellus

ミコアイサ雄雌。波で見えねえ。
風が嫌になってたらアイドルの声。

エナガ(Aegithalos caudatus
これ口開いてるっぽいですよね。

あああああああああああエナガたんかわいいいいのおおおお
きっしょ

モズ♂(Lanius bucephalus
見辛ぇ

モズやっぱかっこいいよなあ。実質猛禽みたいなところあるよね。(適当)
あ、つぐみん。

ツグミ(Turdus naumanni

暇なときはつぐみんと一人でだるまさんがころんだして遊ぼう!きっしょ
ここ最近やっとツグミの数増えてきた感があります。
ツグミ繋がりでシロハラ君も。

シロハラ(Turdus pallidus

なんやかんやシロハラ君は当ブログへの登場は少なかった気がする。というか初?
時間的にハイチュウスポットに移動しました。

着いたらすぐにチュウヒ君登場。キタアア。

チュウヒ(Circus spilonotus

うひょおおおかっけえええええなあああああ
ここで待ってるとオワンオワンって鳴くハシブトガラス君がいて(前回もいた)チュウヒの撮影を邪魔してきます。面白いのでやめてほしいです。

おわんおわんハシブトガラス(Corvus macrorhynchos

この日は比較的猛禽が時間としては早めに飛んだ印象。ノスリとミサゴとコチョウゲンボウがチュウヒにまざって飛んでました。どれも写真がお粗末すぎるので載せませんが。証拠がないだろ!と声が飛んできそうですがここはそういうブログです。は?

カラスにちょっかい出されるチュウヒ

すると遥か遠くに灰色の猛禽。キタ!

ハイイロチュウヒ(Circus cyaneus
写真右の個体

遠 い よ
えー結局この日はこの個体しか出なくてですね。はい。ハイチュウこれでおわりです。ありがとうございました。

チュウヒ。俗にいう大陸型ってやつかな?

上の写真の個体、逆光の時は滅茶苦茶ハイチュウっぽくみえたんですけどよくみたらそんなことありませんでした。
帰ろうとしたらカラスの群れ。ミヤマガラスですね。

ミヤマガラス(Corvus frugilegus

はい、というわけで満足いかないんで近いうちまた来ます。

2019年2月7日木曜日

ちょいワル

今日見たハジロ君。

ハジロカイツブリ(Podiceps nigricollis

この個体はちょっとずつ冬羽から夏羽への換羽が進んでいるようにみえます。(ちょっと換羽のタイミング早くね?早くないのかな。どうなんだろう。教えて有識者。
にしてもこの状態だと非常にワルな感じですね。夏羽になるともうそれはそれはファンキーな感じになりますがこれはこれで非常にカッコイイ。
イケてるワルですよこれは。の割にはもっふもふだけどな




2019年2月1日金曜日

可愛さの再認識

どうも。3BAN瀬に鳥見に行ってきました。

シギチの可愛さを再認識してきました。
風が強くて皆さんちょっとやる気ない感じではありましたがまたそこが可愛いのです。
それではハイライト。

あ、どーも
ダイゼン(Pluvialis squatarola)君

開始早々ダイゼン君と目が合って恋に落ちてしまいました。は?
あ、この写真だとわかり辛いので真横のダイゼン君も貼っておきますね。

ダイゼン君
首という部位が存在しないようにみえる。

3BAN瀬の冬といえばここ何年かはもうこやつらのイメージ。↓

ミヤコドリ(Haematopus ostralegus
顔にニンジン刺さってますよ。

あと今年はとあるカモメが長期滞在してるらしくそいつも探しました。

あっ、いるじゃん。あっさり発見。


顔にニンジン刺さってる鳥の視線の先の例のカモメ

ズグロカモメ(Larus saundersi
写真中央のやつです。
ズグロ(頭黒)なのに真っ白じゃんと突っ込みたい方いらっしゃるかもしれませんが夏羽になればしっかり黒くなります。今は冬羽なので残念ながら頭黒くありません。ユリカモメ顔ですが嘴が黒っぽくて短いですね。
あ、ズグロ君の隣でどっしりしてるカモメはセグロカモメ君で、手前にいっぱいいるやつはハマシギという名の毛玉です。

あ、なんか目の前にスズガモとかと違うカモ浮いてる。


オカヨシガモ(Anas strepera
ここにもいるんだなあオカヨシ君。

さて、スズガモ君のなかからホオジロ君でも探しますか。
今回は比較的あっさり見つかりました。


ホオジロガモ(Bucephala clangula

この前の記事でかいた背中の模様がカッコよくてどことなくMy Chemical Romance感のでているような気がするカモですね。(自論を主張する男)

干潟のランナー登場。

ミユビシギ(Calidris alba

んんんんかわいいいいい
ハマシギの群れに混じっていてそこまで個体数は多くなかったものの今日も爆走を見せてくれました。

あ、にゃんかすやんけ。

肉食獣、海を眺める
これは鳥を襲いそうな顔してますね

んーーどうやらこの近辺、耳の先が切られているにゃんかすがいっぱいいます。(見かけた個体は4個体ですが全て切られていました。)これはおそらく、というかほぼ間違いなく避妊、去勢手術を受けて放されてますね。
正直この活動、僕は愛誤だと思っていますので賛成はしません。やってる側はネコの殺処分を避けたいんでしょうけど、これネコ側も結局病気やケガのリスクにも晒されるし全然幸せじゃないよね。避妊、去勢したからといって鳥とかは襲われることにゃ変わりはないし。まあこうやって放しておけば人間はネコが死ぬとこ見なくて済むから人間には好都合だよね。それ無責任だよね。
ようはこの活動は人間側の勝手な満足なわけですよ。
猫って伴侶動物のはずなんだけどね。これだと伴侶してないね。
野良猫の扱いはうまい落としどころを探っていく議論が必要です。
この辺の話はこの記事で取り上げています。是非どうぞ。

さて、まじめなことを思って鳥見してたらだいぶ太陽が低くなっていました。

シロチドリ(Charadrius alexandrinus
またほぼ首がない

恐ろしいほどの可愛さ。意味不明
こいつが走るんですよ。萌え要素しか見出せない。

夕焼けきれいだなーーーー

ハマシギ(Calidris alpina

潮が引き始めてシギチ達が集まってくるんですね可愛いですね。

ダイゼン君シルエット。

というわけで死ぬほどかわいい奴らを堪能できました。