さて4日目。水昆でいうと本島で目玉のものもうあとは某ガムシぐらいになりました。とういうことで某ガムシ探し。前回来た時はロクに過去の記録を調べもせず惨敗したので、今回はちょっと古いけどネットで見られる記録を漁ったり、過去に採ったことある人に色々教えてもらって突撃。
一つ目の沢は集落から細道を抜けて抜けて最奥部にある沢。オオシマゼミの大合唱のなか、水流に晒された根をガサガサ。んーーー、リュウキュウムナビロツヤドロムシはちらほら入るものの、例のガムシは採れず…ちょっと歩くと淀みに多数のオキナワオオミズスマシ。足元の砂をかき混ぜればオキナワミジンダルマガムシ。さてはオキナワミジン、割といるな??
とりあえずこの沢はくるくる回るオキナワオオミズスマシを眺めて終了。やはり某ガムシは強敵の予感。
次の沢は本命。ゆるやかな斜面を下りてみんなで水にさらされている根をガサガサ。僕の網には相変わらず多数のリュウキュウムナビロツヤドロムシ。いやあカッコイイ虫なんですけどね。でもいまは君じゃない。そんなこと言ってたら同行者が網を持ってこっちに来ました。嫌な予感。「これって…」と差し出される網の中には歩き回る独特な形の甲虫。
一つ目の沢は集落から細道を抜けて抜けて最奥部にある沢。オオシマゼミの大合唱のなか、水流に晒された根をガサガサ。んーーー、リュウキュウムナビロツヤドロムシはちらほら入るものの、例のガムシは採れず…ちょっと歩くと淀みに多数のオキナワオオミズスマシ。足元の砂をかき混ぜればオキナワミジンダルマガムシ。さてはオキナワミジン、割といるな??
とりあえずこの沢はくるくる回るオキナワオオミズスマシを眺めて終了。やはり某ガムシは強敵の予感。
次の沢は本命。ゆるやかな斜面を下りてみんなで水にさらされている根をガサガサ。僕の網には相変わらず多数のリュウキュウムナビロツヤドロムシ。いやあカッコイイ虫なんですけどね。でもいまは君じゃない。そんなこと言ってたら同行者が網を持ってこっちに来ました。嫌な予感。「これって…」と差し出される網の中には歩き回る独特な形の甲虫。
ボク「あ、これです。これ。」
なぜかこの時、変な声をあげるでもなく超冷静に会話したのを覚えています。しかし内心冷静ではいられません。いることが分かってしまった以上、自分の網に入れるまで帰ることはできません。こうなった以上はもう発動です。モード、チンパン!!(チンパンに謝れ)
このモードに突入すればただ一心不乱に根をがっさがさしまくる化け物が誕生。そして10分後…き、きたあああああああああああああああああああああ!!あい!!あい!!あーーーい!!!!しかも2匹!!天才か??天才かもしれない。
オキナワマルチビガムシ |
オキナワマルチビガムシ!!!!君を求めていた!!!
というわけで求めていたガムシはこやつでした。国内からは2種が知られるマルチビガムシ属の一角。沖縄本島の固有種です。原記載以降産地が非常に限られる稀な種とされていましたが、近年になって多産地が発見されるようになりました。今回の河川でも同行者が見つけた当たりの根ではまとまって10匹以上があっさり得られたりしています。祭りでした。しかし久々に虫採りで自分でここじゃね?というポイントを探し当ててほんとに当てた気がします。僕は虫採りがびっくりするぐらい下手なので、こういうことがあると調子乗ります。
オキナワマルチビの余韻に浸かっていたらなんだかんだしたら夕方になっていたので、そのままヒメフチトリゲンゴロウでも見に行くことに。着くころには暗くなっているでしょう。
ポイントに到着し、適当に水面を眺めていると浮いてくる大型のゲンゴロウ。
ヒメフチトリゲンゴロウ |
か、かっこええ…。コガタノほどではないですが、眼が大きいのがいいですよね。デカいゲンゴロウを網に入れたときのあの感覚は最高です。本種は自治体によっては条例で採集できないことがあります。事前に条例をよく確認するようにしましょう。
一時間半ぐらいやって5、6匹見つけて満足。昨晩見られなかったトカゲモドキを探しにいこうとのことに。
クロイワトカゲモドキ |
いる。いるじゃん。あっさり見つかりました。あかんかっこよすぎる。
いやいやいやいや、かっこよすぎるでしょ。なんじゃこれ。沖縄本島の爬虫類の目玉といえばこやつみたいなところありますからね。見れてよかった。
つーことで最後はヘビで満足して終了。
なんだか水昆は大満足で勝利。今回すごい。もうおなかいっぱいです。なおこの遠征、まだもうひと山ございます。こうご期待…
なんだか水昆は大満足で勝利。今回すごい。もうおなかいっぱいです。なおこの遠征、まだもうひと山ございます。こうご期待…
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