2018年8月27日月曜日

クロゲン蛹化&ナミゲン幼虫上陸させたものの正解なのかわからなあい→正解っぽい

そろそろクロゲン君蛹化してるでしょお~。ということで秘技蛹室暴きを敢行しました。


蛹化してるや~ん。

あとは羽化不全とか起こさないのを祈るのみですかな。

んで、もうそろそろ上陸だろとか言っていたナミゲン幼虫君が、案の定餌に対する興味をここ数日失ってこれは上陸タイミング来たくせえ!とか思ってたら昨日またちょっと餌に反応してなんだよおおおってなって、今日夕方水中でなんだかぐったりしてる感じが見受けられたのでLet's強制☆上陸しました。本当は自然上陸のほうがいいんでしょうけど、僕なんかに自然上陸のセットをうまく作れる気がしないので強制上陸にしました。雑魚なので。

えいっ。

潜ってくれるのかな…。まあ潜らなきゃ水に戻しゃいいんじゃ。溺れ死ぬよりはマシですからね。水槽内を動き回って上陸場所探してる感はあったんですが果たして。
この記事書いてる最中ですがこいつのことが気になってしょうがないんで見てきまあ~す。潜ったりしてたりしないかなあ。

ここから追記
見てきました。
お?

刺 さ っ て た 

シュール。
どうやら正解だったみたいです。よっしゃ。安心して寝れるわ。

2018年8月21日火曜日

クロゲン上陸

貰ったゲン幼虫二匹、どちらもナミゲンということになっていましたが、一匹はこの前の記事の通り、速度こそ遅いものの順調に育っているやつ。んで、もう一匹なんですが、ここ一週間ぐらい餌に全く興味を示さない状況が続いておりまして、僕は「こいつ二齢だろうし加齢の前なんやろ」とか思ってたんですが、一向に終齢になりやしないし餌食わないしどうなってんだと思ってたんですよね。
ここで思いつきます。遅い



「あれ?こいつ、クロゲンの終齢なんじゃね?」

そうだとしたらこれはマズイです。というか溺死してないのが奇跡です。僕のへっぽこさが露呈してしまいます。
頭部の写真を撮ってみましょう。

・・・・・

だめだおいらにはクロゲン終齢とナミゲン二齢の区別がつかネェ!
でもナミゲンならもうちょい顔丸っこい気がするぞ・・・
こ、こ、これやっぱクロゲンなんじゃねえのかおい・・・
く、く、クロゲンの終齢とな、な、ナミゲンの二齢はサイズ感似てるからむむむむずかしいんだし。お、俺雑魚じゃねえし。

えええええええい!こうなったら上陸させてみればいいんじゃ!(自暴自棄)

いでよ、ピートモス!

強制☆上陸

数十分後…

幼虫の姿が地表に無し!速攻で潜った模様。
結論:クロゲンっぽいです。

果たして羽化して出てくるのでしょうか。これで羽化不全とか起こしたらもう僕泣きます。僕のせいです。というかもう泣きそうです。
というかもうクロゲン幼虫とナミゲン幼虫見分けられていない時点で、「へっぽこゲンゴラー」ではなく、ただの雑魚です。もうゲンゴラーとか名乗れません。心が折れそうです。

というわけで皆さん、本日の記事は、ただの雑魚が書いていました。

クロゲンさんほんとにすいませんでした




2018年8月19日日曜日

もう怖い。

ナミゲン幼虫ネタが続きますが、サイズが70mmをゆうにこして来ました。上陸まであと一歩。遅いぞへっぽこ飼い主

コオロギの脚をもいだ幼虫

原 初 的 な 恐 怖

このサイズ感までくるとなんかもう怖いっす。
去年クロゲンでも凶悪すぎるとか言ってましたがクロゲン幼虫なんてかわいいもんですねこりゃ。
前にも書いたけどゲン幼虫が巨大化して人間をちゅーちゅーするパニックホラー映画製作早くしてください。売れる見込みゼロ


2018年8月15日水曜日

ナミゲン幼虫の恐怖

ナミゲン幼虫進捗報告
かなり成長が遅れているような気がするナミゲン幼虫くん。
今日はこんな餌をあげてみました。

ショウリョウバッタをちゅーちゅー

さすがにデカすぎるかと思いためらいましたがすんげえ食いつき良好でした。

目 潰 し

ちょー怖い。さすがにこれ見ると怖い。でもかっこいい。
ぞくぞくしちゃうゾ うるせえ
そろそろ上陸してくれそうです。


2018年8月9日木曜日

ナミゲン特集

皆さんお待ちかねお待ちしてないですナミゲンをちょっと語っていくコーナー

ゲンゴロウ(Cybister chinensis)

知らない人のほうが少ないゲンゴロウ。愛称はナミゲン、タダゲン、オオゲンなど。(皆さんはどう呼んでますか?)
体長40mmを誇る日本最大の水生甲虫であり、タガメと人気を二分するアイドル。ガムシ派の方ごめんネ
日本最大とか書きましたが世界でも最大クラスのゲンだったりします。そんなナミゲンも今や激減。絶滅危惧Ⅱ類(環境省)に指定されています。東京、神奈川、千葉(個人的にはこの三県は水昆絶望の県とか呼んでます。)滋賀、鹿児島では絶滅扱いです。
激減の理由はこの記事でも書いている通りです。何度も言っているようですが、保全は人類の為にやることです。僕には単純に生き物が「好き」だから絶滅しないでほしいというという感情もありますが。
というかまず第一にこのゲンゴロウたる生物が認知されなくなるということは避けなければなりません。知名度こそ高い昆虫ではありますが、最近は存在を知らない方も増えている模様。
ゲンゴロウの存在が忘れられたら日本は終わりでしょう。
そうならないためにもゲンゴロウの魅力を、現状を発信せねばなりません。
これが僕のようなへっぽこド素人ゲンゴラーの役目です。だからこのブログができました。小さなことからでもやれることをやって、みんなに知ってもらわねばなりません。
第一歩はそこだと、素人なりに思っています。
だから、みんなこのブログを、読もう!

基本的なところ(生息環境とかライフサイクルとか)はクロゲンと似ています。さっきリンクに貼ったクロゲンの記事読もう!
ただとにかくサイズが馬鹿でかい。成虫が40mmなら幼虫は80mmとかでます。恐怖。
幼虫に関しては現在絶賛飼育中なので結果で次第また記事にします。

流木下からこんにちわ。

言葉は不要のかっこよさ
二枚とも写真使いまわしじゃね?

どーも



ナミゲンの、こんなところがかわいい、カッコイイ~

  1. お顔。まじでかわいい
  2. 体色。ナミゲンの場合は絶妙な緑。光線によっては赤っぽく見えたりもする。体色の素晴らしさはゲンゴロウ達全体に言えることかも。
  3. 後肢の泳ぎにすんげえ適してますよっていうフォルム。オール状と表現される。
  4. なんかもうぜんぶかっこいいしかわいい
  5. 神。(意味不明)
まあとにかく素晴らしいんだよ!!!

2018年8月3日金曜日

クロゲン幼虫ナミゲン幼虫比較

この度ナミゲン(と思われる)幼虫を飼育する機会を得ました。
既に終齢まで成長しているのでクロゲン終齢幼虫の頭部比較してみました。
(まあサイズが圧倒的にナミゲンのほうが大きいんですけどネ)
今回の個体は現状6センチ程で微妙です。

上:クロゲン 下:ナミゲン(だと思われる)

微妙すぎるだろ!
まあでも下のほうが頭の幅がワイドですよねえ。あと頭楯前縁(W字っぽくみえるところ周辺)の形状は少し違いますかね…この頭楯前縁のことに関しては、神々の書かれた図鑑(三田村敏正・平澤桂・吉井重幸「ゲンゴロウ・ガムシ・ミズスマシハンドブック」2017〈文一総合出版〉)にも記載があります。というかその図鑑の写真にのってるナミゲン幼虫の写真と少し違うんで心配になるんですが多分今回の幼虫が終齢の初期だからですよきっとそうです。そういうことにしておきましょう。これでクロゲンとかだったらどうしよう


2018年8月2日木曜日

セミヤドリガ

目の前に飛んできたヒグラシに違和感。

セミヤドリガ(Epipomponia nawai)に寄生されたヒグラシ(Tanna japonensis)

ヒグラシの腹部に見える白っぽいのがセミヤドリガの幼虫。終齢ですね。
セミヤドリガはかなり謎が多いらしく、調べてみると、ほとんどの場合がヒグラシに寄生、し幼虫の口は咀嚼型でいまいちどうやってセミから養分をもらっているのかわかっていないし単為生殖しちゃうという訳わからない虫のようです。
このヒグラシ、かなり飛び辛そうでしたが重いんでしょうか。
セミヤドリガ、幼虫は何回か見ているのですが成虫には出会っていません。(見逃している可能性高しですが)
よーく写真をみたらこいつダニにも寄生されてんじゃん。