2020年2月24日月曜日

今季三度目

本日は今季三度めの某遊水地でした。まあー今回は同行者がゴミムシとか採りたいってことだったんで、僕は近所でガサガサやってましたけど予想通りというかなんというか水の中の生き物の数が少なすぎますね。ワタラセツブやタマガムシが採れた水場にも行きますあエビとミズムシ(等脚目)ばっかり。まあメインはゴミムシとかですからね。なんか色々採れてましたよ。まったく詳しくないのであれですが、オオヨツボシゴミムシとかチビアオゴミムシとかいたそうです。よかった。淡泊

まあせっかくここ来たので、チュウヒ達は拝んでおこうかと。今シーズンここ来るの多分最後ですし。

ヨシガモ(Anas falcata

久々な気がするヨシガモ。美しい。
 というわけで恒例のチュウヒ待ち。

チュウヒ(Circus spilonotus

うっひょおおおおおおおおお今日もかっこええ!!
 遠くからハイイロの奴が接近。来ましたよハイチュウ!!お!!近い!!これはまともなのが撮れるのでは!?

ハイイロチュウヒ(Circus cyaneus


ぶ れ っ ぶ れ
いつも通り。

メスも登場。

ハイチュウ♀


ハイチュウ君もまた来シーズンになるかも!!今季もかっこよかったです。
 最後に一枚、超カッコイイチュウヒの写真上げておしまい。写真がかっこいいんじゃなくて、チュウヒがかっこいいんです。

かっこええええええええええ

いかにもチュウヒ!!って感じですな。

2020年2月23日日曜日

いや、産まれてますやん。

本日小型種水槽を覗いた僕:ん?なんか泳いでますやん。

!?!?!?!?

どうみてもLaccophilus(ツブゲンゴロウ属)です本当にありがとうございました。
えーと、計五匹はいたんですけどもどうしてですか?なんで?だってこの水槽夏からメンツは更新されてなくてここ数か月はツブゲンゴロウ一匹とタマガムシ二匹しかいないんですよ。というわけでこの幼虫は状況もですし顔の模様からもなんですけど、ノーマルのツブゲンゴロウ(Laccophilus difficilis)なんですが、なんで成虫はしばらくの間一匹だったのに産まれてるんですか?しかもこの幼虫たち、ちょっと成長してるんですよ。少なくとも初齢ではないです。果たしてあの水槽内で何を食べていたのか。そして僕はこれからどうしたらいいのか。教えて有識者~~
ひとまず個別に隔離しまして、まさにこの後冷凍赤虫を食べるか試してみるところでございます。続報にご期待ください。


追記:2020,2/24
無事赤虫を食べました。わーーーーい!!

2020年2月15日土曜日

久しぶりいいい

軽~く鳥見してきました。いやほんとにあったかいですね。ウグイスが小声でホケキョ…って言ってましたよ。ビックリ。

ルリビタキ(Tarsiger cyanurus

はい、カワイイ。
ズルい。この子が若いオスなのかそれともメスなのかはにわかなのでわかりません。思考を放棄
梅もガンガン咲いてますね。

メジロ(Zosterops japonicus

ウメジロってやつですな。

アカゲラ(Dendrocopos major

珍しく見やすい位置に今日は来てました、赤が奇麗ね~。でもその顔ごめんちょっと面白くて笑ってしもうたわアカゲラ君。

なんかそう遠くないところに某猛禽がいるということなので挨拶してきました。

こんちは~~~っす。

トラフズク(Asio otus

おおおひさしぶりいいいいいいい!!いえいいえい!!

 長いこと会ってませんでした。羽角が凄い。羽角、ぴーーーん!!背筋ぴーーん!みたいなテンションやめろ

にしてもカワイイですわ…でも目開けると途端に猛禽の顔になるんですよね。ギャップがたまらん。

暗くなっちゃった…

以上なんかやけに濃いめのちょっとした鳥見でした。


2020年2月9日日曜日

タガメ、売買禁止になるよ。

来る明日2020年2月10日、タガメが売買禁止になります。
特定第二種国内希少野生動植物種(以下第二種)にタガメが指定されるのです。
第二種に指定されると、販売などが禁止されます。今回の法改正では里地里山に生息する動物として、タガメの他にも、トウキョウサンショウウオとカワバタモロコが指定され、同様の規制がかかります。第二種に関してはこの環境省の資料をどうぞ。
個人の趣味や研究等での採集は引き続きOKです。

タガメ(Kirkaldyia deyrolli)
こんな画像しかないけど。

そうです。タガメです。あのタガメです。日本の水田域の象徴と言ってもよい、なおかつナミゲンゴロウやガムシと並んで最も有名な水生昆虫の一種でしょう。タガメを脅かす要因は様々ですが、過去の農薬の大量使用や、開発、乱獲などがあげられています。今回一緒に指定される上記のほか二種も、乱獲による影響が出ている種になっています。トウキョウサンショウウオなんかネットオークションで卵塊から売られているレベルです。そのネットオークションも指定種に関しては明日から禁止されるわけですね。皆さん様々意見があると思われますが、個人的にこの第二種という制度はいいなと思っております。ただこれ、規制すると、サンショウウオなんか特にそういう気がするんですが、他の種に今度市場のターゲットが向く気がするんですよね。今回の指定に関しては、少し試験的な意味合いがあったりするのかもと思っていますが、するのであれば、サンショウウオ類まとめてとか、そういうふうにするほうがいいだろうと思っています。水昆も個人的にはナミゲンとかもうどんどん積極的にこの第二種への指定は検討するべきかと思います。
ただ、このタガメが売買禁止になるという事実はどこまで一般に知れ渡ったのでしょうか。タガメってやっぱり知名度も圧倒的ですし、日本の里山のシンボルたる種だと思っています。ペットショップなんかで売ってたりもしました。それを指定する以上、広く一般にも認知させるべきかと思いますが、今回それは十分に成されたのでしょうか?明日からは成されるんでしょうか?一水昆好きとして、今回指定されるんだという事実は積極的に発信していきたいと思います。これはタガメだけじゃくて他種においてもするべきですね。(本記事の意図でもあります。)
それと、環境省には指定する以上、「指定して終わり」にならないように具体的な目標を立ててほしいなと思っています。切実に思います。むしろ手伝いたい。なにかこう市民が参画できるような枠があってもいいかもしれませんネ。
実は今回のパブコメ返答へのは、件数が多かったからなのかなんなのかわかりませんが、「ご意見は参考にさせていただきます」みたいな返答がやけに多くてすこし不安です。はい。

以上は環境省への個人的な素人の生意気なご意見みたいな感じですが、勿論、我々採集する側もモラル・マナーは今後ますます問われることになっていくと思います。いくら個人での趣味研究での採集は許されているとしても、乱獲しては元も子もありません。節度のある、自分の目的に合わせた採集を心掛けたいものです。(自戒の念も込めて)
あと指定種じゃなくても、乱獲を避けるためには基本野外採集品の購入はするべきではありません。売れるから採るんですからね。あと放流も基本ダメですよ。国内外来だってあるし、在来個体とと放流由来個体の交雑による遺伝子汚染起こさないように。今後規制厳しくなりますよそんなことばっかりしてると。今回の規制の一因に、生き物を扱っている人間が入っているという点は心に留めておくべきでしょう。自分がそっち側にはまわらないように。できることから普及啓発は僕もしていきたいと思います。



日本の水辺はこの国の、そして人類共通の財産だと思っています。上のような写真の絵面を後世にも残すために、頑張りましょうよ。頑張ります。こつこつとね。




はい、ほぼタガメについてですが素人が思いをつづりました。なんかごちゃごちゃしちゃって要点が分からないかもしれませんが許してください。
今回の改訂は第二種だけではありません。他の指定種やパブコメへの返答が見たい方は、こちら

2020年2月6日木曜日

パンダガラス

散歩がてら自転車を20分ぐらい漕いでパンダガラス探してきました。
エリアに着いたらすげえミヤマの群れが電線に止まったので確認してみると。

コクマルガラス(Corvus dauuricus

いた。
というかコクマル君はいると鳴き声で一発ですね。キ゜ョンって感じなので。いやサイズもミヤマに比べるとちっさいからよくわかるけども。鳴き声から可愛いもんねズルいですね。

コクマルとミヤマガラス(Corvus frugilegus

コクマルは十羽ぐらいいました。そのうち成鳥は三羽程度でした。全部アバウト
 ひと昔前はコクマルは淡色型(パンダ色)と暗色型なんて表現をしましたが現在は「淡色型」とされていたもの=成鳥ということになっているようです。

お?群れがちょっと警戒してると思ったら飛んだぞ???
猛禽ですねこのリアクション!!

ノスリ(Buteo buteo)

あ、ノスリ君でしたか。どうりで群れがすぐ採餌に戻ったわけですね。ノスリ君はこの後ミヤマ達にちょっかいすら出されずに悠々と飛んでおりました。平和
 こらがオオタカだともう場が大パニックなんですけどね。ノスリは基本獲物が小動物ですからね。オオタカの獲物を横取りしたりはするけど。一方オオタカは鳥を狩っちゃうのでもうその場にいるすべての鳥が騒がしくなります。オオタカおそるべし。

九州かな?というような絵面。

ミヤマ・コクマルといえば元々は九州の鳥というイメージが強かったですがここ十年ぐらい(?)で関東でもこういう群れが見られるようになりました。今回の撮影地と同じ市内ではもう一つミヤマ達が飛来しているエリアがあります。ミヤマとコクマルの飛来数は年々増えている気がしますね。それこそ最初コクマルが入ったってときなんか地元のコミュニティでは大ニュースだった気がするのですがここ数年は「今年も来てくれました」みたいなノリです。

しれっと目が合っているコクマル

田んぼ間の移動で飛んで頭上を通過。

というわけでパンダガラス探訪でした。来年も来てね。

2020年2月2日日曜日

ハチジョウ

亜種ハチジョウツグミを見てきました。
到着してしばらく後に発見。

亜種ハチジョウツグミ(Turdus naumanni naumanni

 う、うおおおおおおお!赤いぜ。


地面降りました。

それでは近所にいたおなじみ亜種ツグミと比較してみましょう。

亜種ツグミ(Turdus  naumanni eunomus

はい、かわいい。
ではもう一度、ハチジョウを。

あかいいいいいい うるさい
今回の個体に関しては差が歴然ですね。ハチジョウツグミのハチジョウって結局八丈で最初に捕獲されたからって認識でいいんですかね?鳥屋界隈では色の出が曖昧なハチジョウツグミを畳とかけて四畳半ツグミだのと言いますがありゃよく考えましたよね。

じっくり観察したらいろんな仕草を見せてくれました。ミミズをめちゃくちゃ引っ張りだしたり首傾げたり。最高。



オマケ

アオサギ(Ardea cinerea

コワいよ顔!!!!かっこいいけど!!