2018年5月10日木曜日

長っ

知人がこんな虫を採りました。
ウマノオバチ(Euurobracon yokahamae)
なっが。
僕はウマノオバチは過去に一回目撃しただけで今回ので初めてじっくり見ました。ちなみに体のサイズは20mm程。この長いのは産卵管。産卵管を含めると200mmを超えてくる個体もいる模様。この個体はそんなに長くないですね。この産卵管は樹幹の中にいるシロスジカミキリの幼虫に産卵する際に使われます。というわけでこいつは寄生蜂。寄生蜂の類は見分けるのが困難を極めるわけですが(闇が深すぎる。)このウマノオバチは特徴的すぎて一発でわかります。ですがそもそもシロスジカミキリが減少しているのでウマノオバチも数を減らしています。環境省はウマノオバチを準絶滅危惧種に指定しています。この生き物が未来の世代にも見せれるような環境のこさなきゃですぞ。

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