2018年5月15日火曜日

三宅島遠征記パート1

いやー週末はなんとですね、三宅島に遠征に行っていたのですよ。
そのレポートを書こうかしら。

5月11日夜10時半竹芝のターミナルから出港。到着は翌日朝5時。
船上からの夜明け。オオミズナギドリが飛んでいた。
今回の目的は一応昆虫採集ということだったので水昆屋の僕は当然三宅島産のゲンゴロウを狙うこととなりました。(もはや狂気)というか個人的には三宅は鳥のイメージが強いので鳥も見る気マンマンでした。

林道を登って水場を探す。しかし登れど登れど水がない。ここで判明する衝撃の事実

この島にはまともな水場が1か所しかない!
下調べしてからいけよ。
噴火の爪痕の立ち枯れ。なかなか異様な光景。
しかもその池、特別保護区のため、採集は出来ないとのこと。どうすりゃいいんだ。ここで悟った僕はターゲットを鳥に変更。長太郎池とかいう名前に騙されて向かったら磯でしがそこでアカガシラサギを目撃。写真こそないですが(あ?ほんとにアカガシラサギだったんですよ信じてくださいよ!そしてその後島唯一のまともな池の大路池とその近くにあるアカコッコ館に向かうことにしました。そしてラッキーなことにこの判断が大当たりするのです。


アカコッコ(Turdus celaenops

どうじゃあああああああああああああああ!

なんとアカコッコ館の観察窓から超至近距離でアカコッコを観察できたのです。この写真はアカコッコ館のスコープにスマホくっつけて撮影。カメラ買えよ
アカコッコは伊豆諸島の固有種でツグミ科の鳥。オスは頭部が黒くなるのが素敵。かわいい。まじでかわいい。
この施設付近では他にもタネコマドリやモスケミソサザイ、オーストンヤマガラ、シチトウメジロ、ミヤケコゲラといった本州では見られない亜種を堪能することが出来ました。
この辺から錯覚をし始めてきます。
僕は虫を採りに来たんじゃない。鳥を見に来たんだ。
趣旨崩壊

1日目の前半パートはここで終了。続きはパート2で。

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