2018年5月19日土曜日

三宅島遠征記パート3

三宅島遠征は二日目に突入。
初日とは違う林道にむかうものの相変わらず虫はロクに採れず。水場とか気配すらない。
カラスハエトリの一種
目玉はこいつ↑ぐらい。どうもカラスハエトリっぽいんですが図鑑(須黒達巳「ハエトリグモハンドブック」2017年〈文一総合出版〉)によるとカラスハエトリは伊豆諸島には生息しておらず、南西諸島には正体不明種がいる模様。こいつもなんですかね。

このあと若干の雨に見舞われ帰ろうとしたところに
タネコマドリ(Erithacus akahige tanensis
スマ双の限界感
もはや被写体が中央にすらいねえ!

タネコマドリは本州にも夏鳥として渡来するコマドリの亜種。三宅島では留鳥(一年中いる鳥のこと。)可愛すぎて頭おかしくなりそう。
こんかいはすごくちかくでみれてだいまんぞくです。

そしてついに三宅島を出なければならない時が。非日常から日常へ
あとは帰りの航路の海鳥か。

大抵飛んでいるのはオオミズナギドリ。でもその中に混じって大きいのとか小さいのとか色が違うのがいるので頑張って探します。船のデッキには他の鳥屋さんも沢山いらしてました。デッキがざわつきます。遠方にくろーいデカい鳥。クロアシアホウドリのようです。(写真?ねえよ。)オオミズナギドリより少し小さいミズナギドリもちらほら。アカアシミズナギドリだから撮れるわけないって!)でした。そしてサイズ的にはオオミズナギドリと変わらないけどなんか違うのが。クロトウゾクカモメ(写真なくてすいませんでした。)です。トウゾクカモメの類はかなり憧れの種類だったので感動。このあとキョウジョジギを海上で目撃し無事竹芝に帰還。

今回の初見種ーー(亜種含む)
  • シチトウメジロ(亜種)
  • タネコマドリ(亜種)
  • イイジマムシクイ
  • オーストンヤマガラ(亜種)
  • ミヤケコゲラ(亜種)
  • モスケミソサザイ(亜種)
  • アカコッコ
  • アカガシラサギ
  • カラスバト
  • クロトウゾクカモメ
  • クロアシアホウドリ
  • アカアシミズナギドリ
なんと初見種だけで12種。二日間でこれだからすごい。


結論:三宅島は鳥を見に行くところです。

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