2018年4月21日土曜日

モンキマメとキベリマメ

今日は河原にいましたんで流水にいるゲンゴロウでも探してみました。
採れたのは二種類。モンキマメゲンゴロウ(以下モンキマメ)とキベリマメゲンゴロウ(以下キベリマメ)です。
そこ、名前がわかりづらいとかいわない。
そもそもゲンゴロウを採らない人は「川になんてゲンゴロウいるんかいな」と思ってるかもしれませんが、流水性のゲンゴロウなんてのがいるわけですよ。(っても河川の脇の淀みみたいなところに多いんですけどね)今回採れたのはそのうちの二種。
キベリマメゲンゴロウ
Platambus fimbriatus
地味に初採集種。さすがへっぽこゲンゴラー
  • 大きさは8mm程。
  • レッドデータカテゴリは準絶滅危惧種(NT)
  • モンキマメよりよっぽど見つけづらいらしい。
  • 河川の中流域で今回は採れた。
というかこの種類無茶苦茶奇麗じゃないですか!みとれちゃいます。あと泳ぐのが速い気がするんですが気のせいですかね? 
モンキマメゲンゴロウ(Platambus pictipennis
もっとまともな写真撮れや。
  • 大きさは8.5mm程。
  • 流水性ゲンゴロウの中では最も普通に採れる。いわゆるド普通種。
  • キベリマメとは模様の入り方が違う。
こいつはこいつで好きです。この斑紋の入り方にはかなり個体差があって、紋が多いタイプから少ないタイプまで様々です。というかたまに紋黄マメなのに無紋っぽいタイプがいたりします。やめてほしいです。しかも2011年にニセモンキマメゲンゴロウPlatambus convexus)なる種類が新種記載され、現在は北海道、青森、福島で確認されているようです。こいつはこれから記録増えそうな気がしてるんですよね。

というわけで皆さんも流水性ゲンゴロウ探してみてはいかがでしょうか?ほかにもいっぱい流水性ゲンゴロウは種類がいるし、そのニセモンキマメゲンゴロウにでくわすかもしれないですよ。最後に微妙な写真でキベリマメのお顔でも拝んでおきましょうか。
あら~

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