ゲンゴロウってどこで越冬してるとおもいます?大型種(ナミゲンゴロウやクロゲンゴロウ等)は水中越冬であることが知られています。ハイイロゲンゴロウなんて氷が張っている下でも泳いでます。というか時々ハイイロゲンゴロウ本体ごと凍ってます。
ハイイロゲンゴロウ(Eretes griseus) おめめくりくり |
このように水中越冬する種類はほかにもいるんですけど、シマゲンゴロウ(以下シマゲン)やコシマゲンゴロウ(以下コシマ)等は冬場は忽然と水場から姿を消します。
ただ、このあたりの種類は飼育下で冬季に土に潜ることが確認されていました。
シマゲンゴロウ(Hydaticus bowringii) お洒落系ゲンゴロウ筆頭 |
コシマゲンゴロウ(Hydaticus grammicus) これまたお洒落 |
わかりますかね?
この真ん中に埋もれているようなのですよ!わかりづれぇ。
素掘りの水路脇の地面の枯れ草をどかしていたら出てきました。
でもこの発見はさっき言った犠牲者二名がいなければ間違いなくありませんでした。感謝です。(唐突な謝辞)
というわけでですね、皆さんも是非冬そういうところに行くときは石をひっくり返したり、畔の表面を探してみてはいかがでしょうか。
不審者扱い待ったなしですが。
※石はひっくり返したらもとに戻しましょう。畔は絶対に壊さないようにしましょう。
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